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4か月健診と首のすわり

看護師国家試験 第108回 午後 第7問 / 必修問題 / 人間の特性とライフサイクル

国試問題にチャレンジ

108回 午後 第7問

生後4か月の乳児の発達を評価するのはどれか。

  1. 1.寝返り
  2. 2.お座り
  3. 3.首のすわり
  4. 4.つかまり立ち

対話形式の解説

博士 博士

今回は生後4か月の乳児で評価する発達項目を問う問題じゃ。

サクラ サクラ

博士、乳児の発達は月齢ごとに何を見ればいいか迷います。

博士 博士

そうじゃな、4・5・6のリズムで覚えると良いぞ。4か月で首すわり、5〜6か月で寝返り、7か月でお座りじゃ。

サクラ サクラ

正解は何ですか?

博士 博士

正解は3の首のすわりじゃ。生後3〜4か月で獲得する運動発達指標で、4か月健診の必須チェック項目じゃな。

サクラ サクラ

首のすわりはどうやって確認するんですか?

博士 博士

腹臥位で頭を持ち上げるか、仰臥位から手を引いて起こしたときに頭が体幹と一緒についてくるかで判定するのじゃ。

サクラ サクラ

寝返りは5〜6か月ですか?

博士 博士

そうじゃ。最初は仰臥位から腹臥位への寝返りが5か月頃、逆方向は6〜7か月頃に可能となるのぉ。

サクラ サクラ

お座りは?

博士 博士

支えなしで座れるのは7か月頃じゃ。手で体を支える「三脚座り」は6か月前後で見られるぞ。

サクラ サクラ

つかまり立ちはもっと後ですね。

博士 博士

8〜10か月じゃ。その後、10〜11か月でつたい歩き、12〜15か月で独歩というのが大まかな流れじゃ。

サクラ サクラ

発達には個人差がありますか?

博士 博士

もちろんあるのじゃ。デンバー発達判定法では標準範囲と逸脱範囲が示されておる。気になる場合は小児科医の評価を受けるのが大切じゃ。

サクラ サクラ

首がすわらない場合は問題ですか?

博士 博士

5〜6か月を過ぎても首がすわらない場合は、脳性麻痺や筋疾患などの運動発達遅滞を疑う目安となるのじゃ。早期発見・介入が重要じゃぞ。

サクラ サクラ

母子健康手帳にもチェック項目がありますね。

博士 博士

その通り。保護者自身が記録する発達マイルストーンじゃ。看護師は健診時にしっかり確認するのじゃ。

POINT

生後4か月の発達評価項目は首のすわり(定頸)で、3〜4か月頃に獲得される粗大運動発達の最初の指標です。寝返りは5〜6か月、お座りは7か月、つかまり立ちは8〜10か月と段階的に獲得されます。4か月健診では首すわりの確認が必須で、5〜6か月以降も獲得されない場合は運動発達遅滞を疑い専門的評価が必要です。

解答・解説

正解は 3 です

問題文:生後4か月の乳児の発達を評価するのはどれか。

解説:正解は 3 です。首のすわり(定頸)は生後3〜4か月頃にみられる粗大運動発達の指標で、腹臥位で頭を持ち上げたり、引き起こし反応で頭が遅れずについてくることで確認します。母子健康手帳の4か月健診でも首のすわりは必須のチェック項目です。5〜6か月以降も首がすわらない場合は運動発達遅滞を疑う必要があります。

選択肢考察

  1. × 1.  寝返り

    寝返りは生後5〜6か月頃に獲得する運動で、4か月では通常まだ見られません。

  2. × 2.  お座り

    支えなしのお座りは生後6〜7か月頃に可能となります。4か月時点では評価項目になりません。

  3. 3.  首のすわり

    生後3〜4か月で獲得する基本的な運動発達指標で、4か月健診の主要評価項目です。

  4. × 4.  つかまり立ち

    つかまり立ちは生後8〜10か月頃に可能となる運動で、4か月時点では評価しません。

乳児の粗大運動発達のおおよその目安は「4か月:首すわり→5〜6か月:寝返り→7か月:お座り→8か月:はいはい・つかまり立ち→12か月:一人歩き」です。4・5・6の数字順で覚えると楽です。デンバー発達判定法(DENVER II)では発達の個人差範囲も示されており、大幅な遅れがある場合は専門的評価が必要です。

生後4か月児の運動発達評価項目(首のすわり)を問う母子保健の基本問題。