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人見知りはいつ始まる

看護師国家試験 第104回 午後 第6問 / 必修問題 / 人間の特性とライフサイクル

国試問題にチャレンジ

104回 午後 第6問

乳幼児で人見知りが始まる時期はどれか。

  1. 1.生後1〜2か月
  2. 2.生後6〜8か月
  3. 3.生後18〜24か月
  4. 4.生後36〜42か月

対話形式の解説

博士 博士

今日は乳児の情緒発達について学ぶぞい。

アユム アユム

人見知りは聞いたことがあります。

博士 博士

人見知りは生後6〜8か月頃に始まり、特定の人との愛着形成のサインなのじゃ。

アユム アユム

それより前はどうですか。

博士 博士

生後1〜2か月は注視や追視ができる程度で、顔の区別はまだじゃ。

アユム アユム

3か月頃に微笑を見せると聞きました。

博士 博士

それは社会的微笑というやつじゃ。誰に対しても笑顔を見せる時期じゃの。

アユム アユム

では6か月頃から区別が始まるのですね。

博士 博士

うむ、見慣れた養育者と知らない人を識別し、不安を示すようになる。

アユム アユム

ボウルビィの愛着理論と関係しますか。

博士 博士

その通り、特定の対象との愛着が確立した証拠とされるぞ。

アユム アユム

18か月や36か月は遅すぎますね。

博士 博士

そう、その頃は自我や集団意識の芽生えの時期じゃ。

アユム アユム

発達の流れでセットで覚えます。

POINT

人見知りは生後6〜8か月頃に始まり、8か月不安とも呼ばれる愛着形成のサインです。3か月微笑、6〜8か月人見知り、1歳前後の安全基地行動という流れを押さえると、乳児の社会性発達を体系的に理解できます。

解答・解説

正解は 2 です

問題文:乳幼児で人見知りが始まる時期はどれか。

解説:正解は 2 です。人見知りは生後6〜8か月頃に始まり、特定の養育者への愛着形成の証として現れます。8か月不安や分離不安と呼ばれ、見知らぬ人を見て泣いたり、養育者から離れることを嫌がる行動が出現します。

選択肢考察

  1. × 1.  生後1〜2か月

    視覚は注視・追視ができる程度で、人の顔の判別はまだ難しい時期です。人見知りは出現しません。

  2. 2.  生後6〜8か月

    対象認知が進み愛着が形成されるため、人見知りが始まる時期です。8か月不安と呼ばれます。

  3. × 3.  生後18〜24か月

    歩行が確立し自我が芽生える時期で、人見知りの開始としては遅すぎます。

  4. × 4.  生後36〜42か月

    3歳以降は集団生活に関心を持つ時期で、人見知り開始としては適しません。

ボウルビィの愛着理論では、人見知りは特定の対象との愛着形成が確立した証拠とされます。3か月微笑(社会的微笑)、6〜8か月人見知り、1歳前後で安全基地行動という発達の流れを押さえましょう。

乳児期の社会性発達における人見知り出現時期を問う基本問題です。