正期産の定義を確認
看護師国家試験 第113回 午後 第13問 / 必修問題 / 人間の特性とライフサイクル
国試問題にチャレンジ
正期産となる出産時期はどれか。
- 1.妊娠35週0日から39週6日
- 2.妊娠36週0日から40週6日
- 3.妊娠37週0日から41週6日
- 4.妊娠38週0日から42週6日
対話形式の解説
博士
今回は正期産の週数を問う問題じゃ。区分を4つ挙げられるかな。
サクラ
はい、22週未満は流産、22週0日〜36週6日が早産、37週0日〜41週6日が正期産、42週以降が過期産です。
博士
完璧じゃ。ならば正解はすぐ分かるな。
サクラ
はい、3番の妊娠37週0日から41週6日です。
博士
そのとおり。胎児が十分に成熟し、母子ともに安全に分娩できる期間じゃ。
サクラ
36週0日から40週6日というのも一見近いですね。
博士
しかし36週は早産の範囲に含まれるから不適切じゃ。始期が1週早すぎるのじゃ。
サクラ
38週0日から42週6日は終期が行き過ぎですね。
博士
そうじゃ。42週以降は過期産として区別する必要がある。
サクラ
早産や過期産にはどんなリスクがありますか。
博士
早産では新生児呼吸窮迫症候群や未熟児網膜症、脳室内出血など未熟性に起因する合併症が問題となる。
サクラ
過期産ではどうでしょうか。
博士
胎盤機能が低下して胎児への酸素供給が落ちたり、胎便吸引症候群や巨大児による肩甲難産が生じやすい。
サクラ
37週から41週がいかに大切な期間か分かります。
博士
そのとおりじゃ。分娩週数の区分は母子保健の基本じゃから、日数レベルで正確に覚えておくのじゃぞ。
サクラ
数字は37-41と押さえます。
博士
よし、それで完璧じゃ。
POINT
正期産は妊娠37週0日から41週6日までの分娩を指し、胎児が十分に成熟し母子ともにリスクの少ない期間です。22週0日〜36週6日は早産、42週0日以降は過期産と区分され、それぞれ未熟性や胎盤機能低下に伴うリスクが高まります。必修問題では日数まで含めた正確な週数を問われることが多いため、区分を暗記しておきましょう。母子保健や周産期医療の基盤となる重要知識です。
解答・解説
正解は 3 です
問題文:正期産となる出産時期はどれか。
解説:正解は 3 です。正期産とは妊娠37週0日から41週6日までの分娩を指し、胎児が十分に成熟し母子ともに最もリスクの少ない時期とされます。妊娠22週0日から36週6日は早産、42週0日以降は過期産と定義されます。
選択肢考察
-
× 1. 妊娠35週0日から39週6日
35週・36週は早産に該当する期間を含むため、正期産の定義とは合いません。
-
× 2. 妊娠36週0日から40週6日
36週台は早産、37週以降は正期産となり、始期がずれているため正しい範囲ではありません。
-
○ 3. 妊娠37週0日から41週6日
日本産科婦人科学会の定義に合致し、胎児が十分に成熟し母体負担も少ない期間です。
-
× 4. 妊娠38週0日から42週6日
42週以降は過期産となるため、この範囲には過期産の期間が含まれます。
妊娠22週未満は流産、22週0日〜36週6日は早産、37週0日〜41週6日は正期産、42週0日以降は過期産と区分されます。早産では新生児呼吸窮迫症候群や未熟児網膜症、過期産では胎盤機能不全や胎便吸引症候群のリスクが高まります。分娩時期の区分は母子保健の基本知識として必修問題頻出です。
妊娠週数による分娩時期の区分、とくに正期産の範囲を問う基本的な必修問題です。
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