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反復流産と習慣流産の違い

看護師国家試験 第113回 午前 第61問 / 母性看護学 / 妊娠期の看護

国試問題にチャレンジ

113回 午前 第61問

自然流産を連続( )回以上繰り返した状態を習慣流産という。( )に当てはまるのはどれか。

  1. 1.2
  2. 2.3
  3. 3.4
  4. 4.5

対話形式の解説

博士 博士

流産に関する用語を整理するのじゃ。

サクラ サクラ

自然流産を繰り返すと何という名前がつくんですか?

博士 博士

2回連続は反復流産、3回以上連続は習慣流産じゃ。

サクラ サクラ

連続する回数で呼び方が変わるんですね。

博士 博士

そうじゃ。習慣流産の境界は3回と覚えておくのじゃ。

サクラ サクラ

どちらも不育症に含まれるんですよね。

博士 博士

うむ、不育症は生児が得られない状態の総称じゃ。

サクラ サクラ

原因には何がありますか?

博士 博士

抗リン脂質抗体症候群、子宮形態異常、甲状腺疾患、糖尿病、染色体異常などじゃ。

サクラ サクラ

治療はどうするんですか?

博士 博士

抗リン脂質抗体症候群なら低用量アスピリンやヘパリン療法が行われるのじゃ。

サクラ サクラ

原因を特定することが大切なんですね。

博士 博士

その通りじゃ。原因不明のケースも一定数あるぞ。

サクラ サクラ

精神的なサポートも重要そうですね。

博士 博士

うむ、繰り返す流産は心理的負担が大きい。看護師の関わりが大切じゃ。

サクラ サクラ

国試では3回という数字を確実に覚えておきます。

POINT

習慣流産は自然流産を3回以上連続して繰り返した状態を指し、2回連続の反復流産と区別されます。いずれも不育症に含まれ、原因検索と治療の対象となります。主な原因は抗リン脂質抗体症候群・子宮形態異常・内分泌異常・染色体異常などで、治療には低用量アスピリンやヘパリン療法が選択されることがあります。看護師は心理的サポートを含めた関わりが求められます。

解答・解説

正解は 2 です

問題文:自然流産を連続( )回以上繰り返した状態を習慣流産という。( )に当てはまるのはどれか。

解説:正解は2の「3」です。自然流産を連続して3回以上繰り返した状態を習慣流産と定義します。2回連続の場合は反復流産と呼ばれ、区別されます。

選択肢考察

  1. × 1.  2

    自然流産を2回連続して繰り返した状態は「反復流産」と呼ばれ、習慣流産とは区別されます。数字としては反復流産の定義にあたります。

  2. 2.  3

    習慣流産は自然流産を3回以上連続して繰り返した状態を指します。不育症の代表的な病態の一つで、原因検索と治療の対象となります。

  3. × 3.  4

    4回は習慣流産の定義を超えた状態であり、診断基準としての境界は3回が正しい数値です。

  4. × 4.  5

    5回という回数は習慣流産の定義に該当しません。診断のための連続回数は3回以上が基準です。

不育症は流産・死産・早期新生児死亡を繰り返して生児が得られない状態の総称で、反復流産(2回連続)と習慣流産(3回以上連続)を含みます。主な原因には抗リン脂質抗体症候群、子宮形態異常、内分泌異常(甲状腺疾患・糖尿病)、胎児の染色体異常、凝固異常などがあり、原因検索後に低用量アスピリンやヘパリン療法などが行われます。

反復流産と習慣流産の定義(連続回数の境界値)を正確に区別できるかを問うシンプルな知識問題です。