思春期の子どもの親への態度は?
看護師国家試験 第104回 午前 第6問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
思春期の子どもの親に対する行動の特徴で適切なのはどれか。
- 1.親からの干渉を嫌うようになる。
- 2.親と離れると不安な様子になる。
- 3.親に秘密を打ち明けるようになる。
- 4.親からの助言を素直に聞けるようになる。
対話形式の解説
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サクラPOINT
思春期の心理社会的発達課題と親子関係の特徴を問う問題です。
解答・解説
正解は1です
問題文:思春期の子どもの親に対する行動の特徴で適切なのはどれか。
解説:正解は1の親からの干渉を嫌うようになるです。思春期はおおむね10〜18歳頃に相当し、第二次性徴に伴う身体的変化と心理社会的発達課題が急速に進む時期です。エリクソンの発達段階論では「同一性(アイデンティティ)の確立」が課題とされ、親からの心理的離乳、仲間集団との同一視、自我の確立が中心的な作業となります。これに伴い親の指示や干渉を煩わしく感じ、反抗(第二反抗期)として表出されます。一方で内心では依存と自立の間で揺れ動く不安定さも伴います。
選択肢考察
- ○1. 親からの干渉を嫌うようになる。
心理的離乳と第二反抗期の特徴を端的に表しており、思春期の典型的行動です。
- ×2. 親と離れると不安な様子になる。
分離不安は乳幼児期に特徴的な反応で、思春期では自立志向が強まり該当しません。
- ×3. 親に秘密を打ち明けるようになる。
思春期には親より同年代の友人に内面を共有する傾向が強くなります。
- ×4. 親からの助言を素直に聞けるようになる。
自我の確立期で親の助言には批判的・反抗的態度をとりやすい時期です。
心理的離乳はホリングワースが提唱した概念で、親への依存から離れて自我を確立する過程を指します。第二反抗期は思春期、第一反抗期は2〜3歳のイヤイヤ期に対応すると整理できます。
思春期の心理社会的発達課題と親子関係の特徴を問う問題です。
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