針刺し事故でまず疑うべきウイルスはどれ?
看護師国家試験 第106回 午後 第22問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
針刺し事故によって感染するのはどれか。
- 1.RSウイルス
- 2.B型肝炎ウイルス
- 3.ヘルペスウイルス
- 4.サイトメガロウイルス
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
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博士
サクラ
博士POINT
針刺し事故=血液・体液感染症、という基本を押さえた上で、主要3ウイルス(HBV・HCV・HIV)を識別できるかを問う頻出の必修問題。
解答・解説
正解は2です
問題文:針刺し事故によって感染するのはどれか。
解説:正解は 2 です。針刺し事故で問題となる病原体の代表は、血液を介して感染する B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV) の3つであり、中でも HBV は感染力が最も強く(感染成立率およそ30%前後)、曝露直後からの対応が特に重要です。
選択肢考察
- ×1. RSウイルス
主に飛沫感染・接触感染で伝播するウイルスで、乳幼児の細気管支炎や肺炎の原因となる。血液を介して感染するものではないため、針刺し事故で問題となる病原体ではない。
- ○2. B型肝炎ウイルス
血液・体液を介して感染する代表的ウイルスで、針刺し事故で最も感染リスクが高い。母子感染・性行為・輸血などでも伝播する。HBVワクチンによる予防および曝露後のHBIG投与が重要。
- ×3. ヘルペスウイルス
単純ヘルペスウイルスは皮膚・粘膜の接触感染が主で、水痘・帯状疱疹ウイルスは空気感染する。血液を介した針刺し感染のリスクは高くない。
- ×4. サイトメガロウイルス
唾液・尿・母乳などを介した接触感染や胎盤感染が主。血液製剤では問題になり得るが、針刺し事故で代表的に挙げられる病原体ではない。
針刺し事故後の対応は『①流水で洗浄 → ②直ちに報告 → ③曝露源の検査と自身の検査 → ④必要に応じた予防投薬』の流れ。HBV 曝露でワクチン未接種かつHBs抗体陰性の場合は HBIG(抗HBs人免疫グロブリン)とHBVワクチン接種、HIV曝露では抗レトロウイルス薬による曝露後予防(PEP)を速やかに開始することが重要。
針刺し事故=血液・体液感染症、という基本を押さえた上で、主要3ウイルス(HBV・HCV・HIV)を識別できるかを問う頻出の必修問題。
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