療養地域の騒音基準は昼50dB!環境基本法の数字を制覇
看護師国家試験 第106回 午前 第20問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
療養施設、社会福祉施設等が集合して設置されている地域の昼間の騒音について、環境基本法に基づく環境基準で定められているのはどれか。
- 1.20dB以下
- 2.50dB以下
- 3.80dB以下
- 4.110dB以下
対話形式の解説
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サクラPOINT
環境基本法に基づく騒音環境基準の地域類型と数値を理解しているかを問う問題。特に『静穏を要する地域』の昼間50dBが頻出。
解答・解説
正解は2です
問題文:療養施設、社会福祉施設等が集合して設置されている地域の昼間の騒音について、環境基本法に基づく環境基準で定められているのはどれか。
解説:正解は 2 です。環境基本法第16条に基づく騒音の環境基準では、療養施設・社会福祉施設等が集合して設置される地域など『特に静穏を要する地域(AA類型)』の基準値は昼間50デシベル(dB)以下、夜間40dB以下と定められている。療養中の患者や社会的弱者が生活する地域は、健康と安眠を守るため最も厳しい騒音基準が適用される。
選択肢考察
- ×1. 20dB以下
20dBは木の葉のふれあう音や置き時計の秒針程度で、極めて静穏なレベル。環境基準としてはここまで厳格な数値は設定されていない。
- ○2. 50dB以下
療養施設や社会福祉施設が集合する地域(AA類型)の昼間基準値。静かな事務所やエアコン室外機程度の音レベルで、療養環境として許容される上限。
- ×3. 80dB以下
80dBは地下鉄車内やピアノ(1m)程度で、『うるさくて我慢できない』レベル。療養環境として許容されない。
- ×4. 110dB以下
110dBは自動車のクラクション(2m)や電車通過時のガード下程度。聴覚障害を起こしうる極めて大きな騒音で、療養環境基準ではない。
環境基本法の騒音環境基準(地域類型別): AA類型(療養施設等)=昼50dB以下・夜40dB以下、A類型(もっぱら住居用)=昼55dB以下・夜45dB以下、B類型(住居と商工業混在)=昼55dB以下・夜45dB以下、C類型(相当数の住居と商業・工業地域)=昼60dB以下・夜50dB以下。ここで昼間は6〜22時、夜間は22〜翌6時。参考音レベル: ささやき30dB、図書館40dB、静かなオフィス・エアコン50dB、普通の会話60dB、電話のベル70dB、騒々しい街頭80dB、電車ガード下100dB、ジェット機(30m)120dB。騒音は睡眠障害、ストレス、高血圧、集中力低下などの健康影響を及ぼすため、環境保全は看護・公衆衛生の視点からも重要。
環境基本法に基づく騒音環境基準の地域類型と数値を理解しているかを問う問題。特に『静穏を要する地域』の昼間50dBが頻出。
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