児童虐待と一時保護の決定権
看護師国家試験 第108回 午前 第80問
国試問題にチャレンジ
ネグレクトを受けている児の一時保護を決定するのはどれか。
- 1.家庭裁判所長
- 2.児童相談所長
- 3.保健所長
- 4.警察署長
- 5.市町村長
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
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サクラ
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サクラ
博士
サクラ
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サクラ
博士POINT
児童虐待対応において一時保護の決定権が児童相談所長にあることを理解しているかを問う問題です。
解答・解説
正解は2です
問題文:ネグレクトを受けている児の一時保護を決定するのはどれか。
解説:正解は 2 です。児童福祉法第33条により、児童相談所長は虐待(身体的・心理的・性的・ネグレクト)を受けている児童について、必要と認めるときに独自の判断で一時保護を決定できます。一時保護は原則2か月以内で、親権者の同意は不要です。2か月を超えて継続する場合や親権者の意に反する場合は家庭裁判所の承認が必要になります。
選択肢考察
- ×1. 家庭裁判所長
家庭裁判所は2か月を超える一時保護の継続承認や、施設入所措置の親権者意思に反する承認など、司法判断を担います。一時保護開始の決定権はありません。
- ○2. 児童相談所長
児童福祉法第33条により、児童相談所長は一時保護を決定する権限を有します。緊急性がある場合は親権者の同意なしに迅速に保護できます。
- ×3. 保健所長
保健所は地域住民の健康危機管理、感染症対策、母子保健などを担いますが、児童虐待の一時保護は権限外です。
- ×4. 警察署長
警察は臨検・捜索や児童相談所への通告・協力を行いますが、一時保護の決定権は持ちません。児童相談所の委託を受けて保護の場を提供することはあります。
- ×5. 市町村長
市町村は住民に身近な相談窓口や要保護児童対策地域協議会の運営を担いますが、一時保護の決定権は児童相談所長にあります。
児童虐待は身体的虐待・心理的虐待・性的虐待・ネグレクトの4類型に分類されます。一時保護は児童相談所または委託先(警察、医療機関、里親等)で実施され、原則2か月以内、超過には家庭裁判所承認が必要です。学校・医療機関・地域住民は虐待の疑いがあれば市町村・児童相談所・福祉事務所への通告義務(児童虐待防止法第6条)があります。
児童虐待対応において一時保護の決定権が児童相談所長にあることを理解しているかを問う問題です。
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