思春期の関心事を考える
看護師国家試験 第113回 午後 第7問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
第二次性徴が発現し始めた思春期に関心が向くのはどれか。
- 1.善悪の区別
- 2.仕事と家庭の両立
- 3.自己の身体の変化
- 4.経済力の確保と維持
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
思春期における心身の発達課題の中心テーマを問う必修問題で、ライフサイクルごとの関心事の違いを理解しているかが問われます。
解答・解説
正解は3です
問題文:第二次性徴が発現し始めた思春期に関心が向くのはどれか。
解説:正解は 3 です。思春期は第二次性徴により身長・体重の急激な増加、性器の成熟、乳房の発達や精通・初経などが起こる時期で、自分の身体の変化に戸惑いや強い関心を抱きます。エリクソンの発達課題では『同一性の獲得』に当たり、身体的変化を受け入れつつ自己像を形成することが重要な発達課題となります。
選択肢考察
- ×1. 善悪の区別
善悪の判断は幼児期後期から学童期にかけて発達する道徳性の課題であり、思春期に特に関心が向く内容ではありません。
- ×2. 仕事と家庭の両立
仕事と家庭の調整は壮年期〜中年期の課題で、就労や育児を担う中で生じるテーマです。思春期の発達課題には該当しません。
- ○3. 自己の身体の変化
第二次性徴に伴う身体的変化は思春期に急激に進むため、本人の関心は自分の身体と性的成熟へ強く向かいます。これが思春期の中心的テーマです。
- ×4. 経済力の確保と維持
経済的自立は成人期以降の課題で、思春期はむしろ親からの心理的自立を模索する段階であり、経済力そのものが主な関心事ではありません。
第二次性徴は女児で8〜10歳、男児で10〜12歳頃から始まります。女児では乳房発育→陰毛発生→初経、男児では精巣の容積増大→陰茎発育→陰毛・変声・精通の順に進みます。ハヴィガーストやエリクソンの発達課題を整理し、各期の関心事と課題を対応づけておくと得点しやすくなります。
思春期における心身の発達課題の中心テーマを問う必修問題で、ライフサイクルごとの関心事の違いを理解しているかが問われます。
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