介護保険サービスの区分整理
看護師国家試験 第113回 午後 第68問 / 地域・在宅看護論 / 地域・在宅看護実践をめぐる制度
国試問題にチャレンジ
介護保険の介護給付で利用できる居宅サービスはどれか。
- 1.訪問入浴介護
- 2.介護予防居宅療養管理指導
- 3.看護小規模多機能型居宅介護
- 4.定期巡回・随時対応型訪問介護看護
対話形式の解説
博士
博士じゃ。介護保険のサービス分類は国試頻出じゃぞ。
アユム
介護給付と予防給付、そして居宅・施設・地域密着型に分かれるんですよね。
博士
その通りじゃ。選択肢1の訪問入浴介護はどこに入るかのう?
アユム
介護給付の居宅サービスです。これが正解ですね。
博士
うむ。では選択肢2『介護予防居宅療養管理指導』は?
アユム
名前に『介護予防』が付くので要支援者向けの予防給付です。
博士
ようできた。名称のキーワードで判別できるのじゃ。
アユム
看護小規模多機能型居宅介護はどうでしょう。『型』が付くと地域密着型ですね。
博士
鋭い観察じゃ。『○○型』は地域密着型サービスの目印じゃぞ。
アユム
定期巡回・随時対応型訪問介護看護も同じですね。
博士
そうじゃ。24時間対応で在宅療養を支える大事なサービスじゃが、分類上は地域密着型じゃ。
アユム
居宅サービスは訪問系・通所系・短期入所系などに分かれるんですよね。
博士
うむ。訪問介護、訪問看護、訪問リハ、訪問入浴介護、通所介護、通所リハ、短期入所生活介護などじゃな。
アユム
福祉用具貸与も居宅サービスでしたね。
博士
しっかり整理できておるのう。
POINT
本問は介護保険サービスの分類を問う基本問題です。訪問入浴介護は要介護者向けの介護給付かつ居宅サービスに該当します。『介護予防』の名称は予防給付、『○○型』の名称は地域密着型サービスというキーワードで判別できます。居宅サービスの代表例(訪問介護、通所介護、短期入所、福祉用具貸与など)を押さえ、地域密着型サービスとの違いを整理して暗記することが得点の鍵となります。
解答・解説
正解は 1 です
問題文:介護保険の介護給付で利用できる居宅サービスはどれか。
解説:正解は1「訪問入浴介護」です。介護保険の給付は要介護者向けの『介護給付』と要支援者向けの『予防給付』に大別されます。さらにサービスは『居宅サービス』『施設サービス』『地域密着型サービス』に区分され、訪問入浴介護は介護給付の居宅サービスに該当します。
選択肢考察
-
○ 1. 訪問入浴介護
移動式浴槽を自宅に持ち込み、看護職員と介護職員が入浴を介助する居宅サービスです。要介護1以上が対象で、介護給付に位置付けられる代表的な訪問系サービスです。
-
× 2. 介護予防居宅療養管理指導
名称に『介護予防』が付く通り、要支援者を対象とする予防給付のサービスであり、介護給付ではありません。
-
× 3. 看護小規模多機能型居宅介護
『通い・泊まり・訪問介護・訪問看護』を一体的に提供するサービスですが、地域密着型サービスに分類され、居宅サービスには含まれません。
-
× 4. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
24時間対応の在宅支援ですが、これも地域密着型サービスに分類され、居宅サービスには該当しません。
居宅サービスには訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハ、通所介護、通所リハ、短期入所、福祉用具貸与などがあります。地域密着型サービスは市町村が指定・監督し、原則として当該市町村住民のみが利用できる点が特徴です。
介護保険サービスの3区分(居宅・施設・地域密着型)と、介護給付・予防給付の違いを整理して理解しているかを問う問題です。
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