AEDパッドはどこに貼る?
看護師国家試験 第110回 午後 第24問 / 必修問題 / 診療に伴う看護技術
国試問題にチャレンジ
自動体外式除細動器<AED>の電極パッドの貼付位置を図に示す。適切なのはどれか。
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1.
-
2.
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3.
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4.
対話形式の解説
博士
さあ、心停止の現場でAEDを使う場面じゃ。パッドはどこに貼るのじゃ?
アユム
右胸と左脇腹あたり、と教わりました。
博士
正確には右鎖骨下と左側胸部、乳頭のやや外側下方じゃな。
アユム
なぜ離して貼るのですか?
博士
心臓を電流が貫くように挟む必要があるからじゃ。
アユム
近すぎるとダメなのですね。
博士
そのとおり、電流が心筋全体に届かんくなる。
アユム
胸毛や汗が多い場合はどうしますか?
博士
剃毛して乾拭きする。密着しないと通電が弱まるのじゃ。
アユム
ペースメーカーが入っている人は?
博士
本体から8cm以上離して貼るのが原則じゃ。
アユム
子どもの場合は?
博士
未就学児は小児用パッドを使い、無ければ成人用を重ならないよう胸と背中に貼ることもあるぞ。
アユム
図でいうと右鎖骨下と左側胸部が正解ですね。
博士
うむ、選択肢1じゃ。正解を視覚で覚えるのじゃ。
POINT
AEDパッドは右鎖骨下と左側胸部に貼り、心臓を挟んで通電するのが基本(アンテロラテラル法)です。汗や貼付薬・ペースメーカーへの配慮を忘れず、装着後は電気ショック中に触れないよう周囲に声掛けすることが大切です。
解答・解説
正解は 1 です
問題文:自動体外式除細動器<AED>の電極パッドの貼付位置を図に示す。適切なのはどれか。
解説:正解は1です。AEDの電極パッドは心臓を電流が通過するように、右前胸部(右鎖骨下で胸骨の右側)と左側胸部(左腋窩の下、乳頭のやや外側下方)に貼付します。この配置で心筋全体に通電でき、除細動効果が最大化されます。
選択肢考察
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○ 1.
右鎖骨下と左側胸部に貼付する標準的な位置で、心臓を挟む形で電流が流れるため最も効果的に除細動できます。
-
× 2.
心臓を挟む位置関係になっておらず、通電経路が心筋全体を貫かないため除細動効果が低下します。
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× 3.
パッドが近接しすぎていたり心臓を挟んでいないため、十分な電流が心筋に届かず効果が期待できません。
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× 4.
一部の心電図は計測できても、除細動に最適なベクトルとはならず標準貼付位置として推奨されません。
胸毛が濃い場合は剃毛、濡れていれば拭き取り、貼付薬は剥がします。ペースメーカー植込み部位から8cm以上離し、小児用パッドが無い場合は成人用を重ならないよう貼付します。
AEDパッドの標準貼付位置(アンテロラテラル法)を視覚的に判断できるかを問う必修問題です。
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