訪問看護を担う職種は誰
看護師国家試験 第104回 午後 第9問 / 必修問題 / 看護の対象と活動の場
国試問題にチャレンジ
介護保険法に基づき訪問看護を行うことができる職種はどれか。
- 1.医師
- 2.薬剤師
- 3.理学療法士
- 4.介護福祉士
対話形式の解説
博士
今日は訪問看護を提供できる職種について学ぶぞい。
サクラ
看護師以外にも提供できる職種があるのですね。
博士
介護保険法では看護職員に加え、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が訪問できるのじゃ。
サクラ
医師はどうですか。
博士
医師は訪問診療や往診を行うが、訪問看護そのものを提供する立場ではない。指示書を交付する側じゃ。
サクラ
薬剤師は訪問することがありますよね。
博士
それは居宅療養管理指導という別のサービスじゃ。訪問看護ではないぞ。
サクラ
介護福祉士は訪問介護ですね。
博士
その通り、生活援助や身体介護を担当するが、訪問看護は提供できぬ。
サクラ
理学療法士はリハビリ目的で訪問するのですね。
博士
うむ、看護職員の代替として訪問し、訪問看護費を算定する仕組みじゃ。
サクラ
管理者の要件も押さえておきます。
博士
管理者は常勤の保健師または看護師でなければならぬ。
サクラ
人員基準も大事ですね。
博士
看護職員は常勤換算で2.5人以上が基準じゃ。
POINT
介護保険法に基づく訪問看護は、看護職員(保健師・助産師・看護師・准看護師)と理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が提供できます。医師・薬剤師・介護福祉士は別サービスで関わるため区別が必要です。管理者要件や人員基準もあわせて押さえましょう。
解答・解説
正解は 3 です
問題文:介護保険法に基づき訪問看護を行うことができる職種はどれか。
解説:正解は 3 です。介護保険法に基づく訪問看護は、看護職員(保健師・助産師・看護師・准看護師)と理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が提供できます。よって選択肢のなかでは『理学療法士』が該当します。
選択肢考察
-
× 1. 医師
医師は訪問診療や往診を行いますが、訪問看護の提供職種には含まれません。指示書を交付する側です。
-
× 2. 薬剤師
薬剤師は居宅療養管理指導等で訪問しますが、訪問看護の提供者ではありません。
-
○ 3. 理学療法士
看護師等の代わりに訪問しリハビリテーションを実施できる職種で、訪問看護の人員基準に含まれます。
-
× 4. 介護福祉士
訪問介護を担う職種で、介護保険法上の訪問看護は提供できません。
訪問看護ステーションの管理者は常勤の保健師または看護師。看護職員は常勤換算で2.5人以上配置が必要です。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の訪問は『看護職員の代替』として行われ、訪問看護費の算定対象になります。
訪問看護ステーションで訪問看護を提供できる職種の範囲を問う設問です。
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