ホルモンと作用の組合せを正そう
看護師国家試験 第104回 午前 第27問
国試問題にチャレンジ
ホルモンとその作用の組合せで正しいのはどれか。
- 1.バソプレシン ――― 利尿の促進
- 2.オキシトシン ――― 乳汁産生の促進
- 3.テストステロン ―― タンパク合成の促進
- 4.アルドステロン ―― ナトリウムイオン排泄の促進
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラPOINT
代表的なホルモンの分泌部位と作用の組合せを正しく理解しているかを問う問題です。
解答・解説
正解は3です
問題文:ホルモンとその作用の組合せで正しいのはどれか。
解説:正解は3のテストステロン―タンパク合成の促進です。テストステロンは精巣のライディッヒ細胞から分泌される代表的な男性ホルモンで、二次性徴の発現や骨格筋でのタンパク同化(筋肥大)、骨形成促進などの作用をもちます。
選択肢考察
- ×1. バソプレシン ――― 利尿の促進
バソプレシン(ADH)は下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンで、腎集合管での水再吸収を促進して尿量を減らす働きがあります。利尿は反対の作用です。
- ×2. オキシトシン ――― 乳汁産生の促進
オキシトシンは子宮平滑筋の収縮と乳腺の射乳反射(乳汁の射出)に作用します。乳汁の産生を促すのは下垂体前葉のプロラクチンです。
- ○3. テストステロン ―― タンパク合成の促進
テストステロンは骨格筋でのアミノ酸取り込みとタンパク合成を促進し、筋肉量の増加に寄与します。男性化作用とともに同化作用が特徴です。
- ×4. アルドステロン ―― ナトリウムイオン排泄の促進
アルドステロンは副腎皮質球状層から分泌され、腎遠位尿細管・集合管でナトリウムの再吸収とカリウム・水素イオンの排泄を促進します。Naは排泄ではなく再吸収です。
ホルモンの分泌部位と作用は混同しやすいので、下垂体後葉(ADH・オキシトシン)、下垂体前葉(GH・PRL・ACTH・TSH・LH・FSH)、副腎皮質(アルドステロン・コルチゾール・アンドロゲン)、副腎髄質(カテコラミン)、性腺(テストステロン・エストロゲン・プロゲステロン)とまとめておきましょう。
代表的なホルモンの分泌部位と作用の組合せを正しく理解しているかを問う問題です。
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