更年期障害の特徴的症状
看護師国家試験 第105回 午後 第54問
国試問題にチャレンジ
更年期障害(climacteric disorder)の女性にみられる特徴的な症状はどれか。
- 1.異常発汗
- 2.低血圧
- 3.妄想
- 4.便秘
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
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博士
サクラ
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サクラ
博士
サクラPOINT
更年期障害の中核症状が血管運動神経症状(ホットフラッシュ・異常発汗)であることを押さえているかを問う問題です。
解答・解説
正解は1です
問題文:更年期障害(climacteric disorder)の女性にみられる特徴的な症状はどれか。
解説:正解は 1 です。更年期障害はエストロゲンの急激な減少により視床下部の自律神経中枢が不安定となり、血管運動神経症状が出現します。代表的なのがホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)と異常発汗で、女性の6〜7割が経験するとされます。その他、動悸・めまい・肩こり・不眠・抑うつ気分などが加わり、複数の症状が組み合わさって日常生活に支障をきたすと『更年期障害』と診断されます。
選択肢考察
- ○1. 異常発汗
エストロゲン低下に伴う自律神経失調で発汗中枢が不安定となり、ホットフラッシュや寝汗などの異常発汗が起こります。更年期に最も特徴的な症状です。
- ×2. 低血圧
エストロゲン減少は血管保護作用の低下を招き、むしろ高血圧の頻度が上昇します。低血圧は典型的な更年期症状ではありません。
- ×3. 妄想
抑うつ気分・不安・イライラなどの精神症状は起こりますが、妄想は統合失調症など他疾患の症状で、更年期障害の特徴ではありません。
- ×4. 便秘
便秘は更年期に特異的ではなく、全年齢層に認める非特異的症状です。更年期障害の『特徴的』症状とは言えません。
更年期は閉経前後の約10年間(日本人の平均閉経年齢は約50.5歳)で、エストラジオール低下に伴いFSH・LHが上昇します。治療はホルモン補充療法(HRT)、漢方薬(加味逍遙散など)、SSRIなどがあり、骨粗鬆症・脂質異常症・心血管リスクの予防も並行して行います。簡易評価票には『簡略更年期指数(SMI)』があります。
更年期障害の中核症状が血管運動神経症状(ホットフラッシュ・異常発汗)であることを押さえているかを問う問題です。
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