国際保健医療協力の枠組みを理解しよう
看護師国家試験 第105回 午後 第66問
国試問題にチャレンジ
2国間の国際保健医療協力を行うのはどれか。
- 1.国際協力機構〈JICA〉
- 2.国際看護師協会〈ICN〉
- 3.国連開発計画〈UNDP〉
- 4.国連食糧農業機関〈FAO〉
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
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サクラPOINT
国際保健医療協力における「2国間」と「多国間」の枠組みの違いと、各機関の位置づけを問う問題です。
解答・解説
正解は1です
問題文:2国間の国際保健医療協力を行うのはどれか。
解説:正解は 1 です。国際協力機構(JICA)は日本政府のODA(政府開発援助)を一元的に実施する機関で、日本と開発途上国という「2国間」の枠組みで技術協力・有償資金協力・無償資金協力を行います。他の選択肢は多国間(マルチラテラル)で活動する国際機関や民間組織です。
選択肢考察
- ○1. 国際協力機構〈JICA〉
JICAは日本政府のODAを実施する独立行政法人で、日本と相手国という2国間(バイラテラル)協力を担います。青年海外協力隊派遣や技術協力プロジェクトなど保健医療分野の支援も多数行っています。
- ×2. 国際看護師協会〈ICN〉
ICNは世界各国の看護師協会で構成される非政府組織(NGO)で、国を超えた看護師の連携と専門性向上を目的としており、2国間の保健医療協力を行う組織ではありません。
- ×3. 国連開発計画〈UNDP〉
UNDPは国連の専門機関で、170以上の国と地域で貧困削減や持続可能な開発を支援する多国間(マルチラテラル)組織です。
- ×4. 国連食糧農業機関〈FAO〉
FAOは飢餓撲滅と食料安全保障を目的とする国連の専門機関で、多国間で活動します。2国間協力を行う機関ではありません。
国際協力は「2国間(バイラテラル)」と「多国間(マルチラテラル)」に大別されます。バイラテラルの代表がJICA、マルチラテラルの代表がWHO・UNICEF・UNDP・FAOなど。ODAにはJICAが実施する「2国間援助」と、国際機関への拠出金等の「多国間援助」の両方が含まれます。
国際保健医療協力における「2国間」と「多国間」の枠組みの違いと、各機関の位置づけを問う問題です。
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