氷枕の作り方、4つのポイントで完璧に
看護師国家試験 第106回 午後 第23問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
氷枕の作り方で適切なのはどれか。
- 1.氷を隙間なく入れる。
- 2.濡れたタオルで覆う。
- 3.内部の空気は残しておく。
- 4.水漏れがないことを確認する。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
氷枕の作成・使用手順で、冷却効果と患者の安全・安楽を両立させる基本知識が問われている。『水漏れ確認』が基本中の基本。
解答・解説
正解は4です
問題文:氷枕の作り方で適切なのはどれか。
解説:正解は 4 です。氷枕は患者の頭部に直接当てるため、水漏れは不快感や寝具の汚染、皮膚トラブルの原因になります。使用前には必ず水漏れがないことを確認することが最も重要な基本手技です。
選択肢考察
- ×1. 氷を隙間なく入れる。
氷は氷枕の1/2〜2/3程度とし、隙間を埋める程度に水を入れるのが適切。氷を詰め込みすぎると枕が硬くなり、頭部にフィットせず不快となる。
- ×2. 濡れたタオルで覆う。
氷枕の表面の水分を拭き取ってから乾いたタオルで包むのが正しい。結露で濡れやすいので、湿ったら適宜交換し、皮膚が冷えすぎたり寝具が湿るのを防ぐ。
- ×3. 内部の空気は残しておく。
内部に空気が残ると熱伝導率が低下し冷却効果が落ちるうえ、枕が不安定になり頭部にフィットしない。口をつまんで空気をしっかり抜いてから栓をする。
- ○4. 水漏れがないことを確認する。
栓を閉めた後、逆さにしたり軽く押したりして水漏れがないか必ず確認する。漏れがあると寝具が濡れ、皮膚トラブルや患者の不快感・低体温につながるため必須の確認事項。
氷枕使用時の注意点としては、①当てる部位の皮膚状態を事前に観察、②直接皮膚に触れないようタオルで包む、③長時間の使用で凍傷や過度な冷却を招かないよう定期的に観察、④意識障害や麻痺のある患者では冷感を訴えられないので特に注意、などがある。解熱目的では頸部・腋窩・鼠径部など太い血管が走る部位への冷罨法のほうが効果的な場合もある。
氷枕の作成・使用手順で、冷却効果と患者の安全・安楽を両立させる基本知識が問われている。『水漏れ確認』が基本中の基本。
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