更年期のホルモン変化を理解しよう
看護師国家試験 第107回 午後 第7問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
更年期の女性で増加するのはどれか。
- 1.卵胞刺激ホルモン< FSH >
- 2.テストステロン
- 3.プロラクチン
- 4.エストロゲン
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
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博士
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サクラ
博士POINT
更年期は卵巣機能低下→エストロゲン↓→FSH・LH↑。ネガティブフィードバックの解除がポイント。
解答・解説
正解は1です
問題文:更年期の女性で増加するのはどれか。
解説:正解は 1 です。更年期では卵巣機能の低下によりエストロゲン分泌が減少します。これに対する視床下部・下垂体へのネガティブフィードバックが解除されるため、下垂体前葉からの卵胞刺激ホルモン(FSH)および黄体形成ホルモン(LH)の分泌が著しく増加します。
選択肢考察
- ○1. 卵胞刺激ホルモン< FSH >
卵巣機能低下に伴うエストロゲン減少で、下垂体前葉からのFSH分泌が増加します。LHも同様に増加します。
- ×2. テストステロン
精巣から分泌される男性ホルモンで、女性でも副腎などから少量分泌されますが、更年期で特に増加はしません。
- ×3. プロラクチン
下垂体前葉から分泌される乳汁分泌ホルモンで、主に妊娠・授乳期に増加します。更年期では増加しません。
- ×4. エストロゲン
更年期では卵巣機能低下により明確に減少します。これにより骨粗鬆症、脂質代謝異常、動脈硬化リスクが増加します。
エストロゲン減少は、のぼせ・発汗などの血管運動神経症状、気分の落ち込み、骨量減少、脂質異常症、萎縮性腟炎などをもたらします。更年期障害の治療にはホルモン補充療法(HRT)や漢方薬が用いられます。FSH値の上昇は閉経診断の指標にもなります。
更年期は卵巣機能低下→エストロゲン↓→FSH・LH↑。ネガティブフィードバックの解除がポイント。
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