母子保健施策と対象を整理する
看護師国家試験 第107回 午後 第56問
国試問題にチャレンジ
母子保健施策とその対象の組合せで正しいのはどれか。
- 1.育成医療 -------------- 結核児童
- 2.養育医療 -------------- 学齢児童
- 3.健全母性育成事業 ------ 高齢妊婦
- 4.養育支援訪問事業 ------ 特定妊婦
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
養育支援訪問事業の対象は特定妊婦を含む支援が必要な子育て家庭です。育成医療は身体障害児、養育医療は未熟児、健全母性育成事業は思春期男女が対象と整理します。
解答・解説
正解は4です
問題文:母子保健施策とその対象の組合せで正しいのはどれか。
解説:正解は4です。養育支援訪問事業は、若年妊娠・経済的困窮・育児不安など出産後の養育に支援が必要と判断された特定妊婦や家庭を対象に、保健師・助産師などが家庭訪問して助言・指導を行う制度です。
選択肢考察
- ×1. 育成医療 -------------- 結核児童
育成医療は身体に障害のある18歳未満の児童で、手術などにより障害の軽減が期待できる者に医療費を給付する制度です。結核児童を対象とするのは結核児童療育給付です。
- ×2. 養育医療 -------------- 学齢児童
養育医療は出生時体重2000g以下や呼吸・循環・消化器に異常のある未熟児を対象に、指定医療機関での入院医療費を公費負担する制度で、学齢児童は対象外です。
- ×3. 健全母性育成事業 ------ 高齢妊婦
健全母性育成事業は思春期の男女とその保護者を対象に、性に関する相談や正しい知識の普及を行う事業で、高齢妊婦は対象ではありません。
- ○4. 養育支援訪問事業 ------ 特定妊婦
児童福祉法に基づき、出産前から出産後の養育に特別な支援を必要とする特定妊婦や若年妊婦、育児困難家庭を対象に訪問支援を行います。
母子保健法と児童福祉法の主要施策は混同しやすいので対象者とセットで覚えます。育成医療は身体障害児、療育医療は結核児童、養育医療は未熟児、未熟児訪問指導は低出生体重児、健全母性育成事業は思春期男女、特定妊婦は児童福祉法上の定義で『出産後の養育について出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦』です。
養育支援訪問事業の対象は特定妊婦を含む支援が必要な子育て家庭です。育成医療は身体障害児、養育医療は未熟児、健全母性育成事業は思春期男女が対象と整理します。
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