精神科デイケアの本当の目的
看護師国家試験 第107回 午後 第59問
国試問題にチャレンジ
精神科デイケアの目的で最も適切なのはどれか。
- 1.陽性症状を鎮静化する。
- 2.家族の疾病理解を深める。
- 3.単身で生活できるようにする。
- 4.対人関係能力の向上を目指す。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
精神科デイケアは症状安定期の社会復帰リハビリで、対人関係能力の向上と再発予防が主目的です。急性期の症状コントロールや家族支援とは目的が異なります。
解答・解説
正解は4です
問題文:精神科デイケアの目的で最も適切なのはどれか。
解説:正解は4です。精神科デイケアは社会生活機能の回復を目的とするリハビリテーションで、グループ活動を通した対人関係能力の向上が中心的な目標です。
選択肢考察
- ×1. 陽性症状を鎮静化する。
急性期の幻覚・妄想など陽性症状の鎮静は薬物療法と入院治療が主体で、デイケアは症状が落ち着いた後の通所リハビリテーションです。
- ×2. 家族の疾病理解を深める。
家族の理解促進は家族心理教育や家族会、訪問看護の役割であり、デイケアは患者本人の社会生活機能回復を主目的とします。
- ×3. 単身で生活できるようにする。
単身生活の支援はグループホームや地域生活支援センター、訪問看護などが担います。デイケアの主目的は個別の生活自立より社会適応能力の獲得です。
- ○4. 対人関係能力の向上を目指す。
集団活動・レクリエーション・作業療法などを通してコミュニケーション技能を高め、再発予防と社会復帰につなげることが最大の目的です。
精神科デイケアは1日6時間程度、ショートケアは3時間、ナイトケアは夕方から4時間、デイナイトケアは10時間が基本で、診療報酬点数もそれぞれ設定されています。対象は通院可能な精神疾患患者で、統合失調症・気分障害・発達障害など幅広く、SST(社会生活技能訓練)、心理教育、作業療法、創作活動などが組み合わされます。目標は再入院予防と地域生活の継続です。
精神科デイケアは症状安定期の社会復帰リハビリで、対人関係能力の向上と再発予防が主目的です。急性期の症状コントロールや家族支援とは目的が異なります。
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