スケール大集合!褥瘡予測のブレーデンスケール
看護師国家試験 第107回 午前 第24問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
褥瘡発生の予測に用いるのはどれか。
- 1.ブリストルスケール
- 2.Borg< ボルグ >スケール
- 3.Braden< ブレーデン >スケール
- 4.グラスゴー・コーマ・スケール
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
褥瘡発生リスクの予測尺度を他のスケールと区別して覚える必修問題です。
解答・解説
正解は3です
問題文:褥瘡発生の予測に用いるのはどれか。
解説:正解は3の「Braden< ブレーデン >スケール」です。ブレーデンスケールは1987年にBraden博士らが開発した褥瘡発生リスクの予測尺度で、①知覚の認知、②湿潤、③活動性、④可動性、⑤栄養状態、⑥摩擦とずれ、の6項目から構成されています。各項目を1〜4点(摩擦とずれのみ1〜3点)で採点し、合計点は6〜23点となります。点数が低いほどリスクが高く、日本では14点以下で褥瘡発生の危険性が高いと判断されます(在宅では17点以下)。褥瘡発生要因を多角的に評価できるため、予防的介入の方向性を決定する上で有用です。日本褥瘡学会はOHスケールやK式スケールなども併用することを推奨しています。
選択肢考察
- ×1. ブリストルスケール
ブリストルスケールは便の形状と硬さを7段階(タイプ1コロコロ便〜タイプ7水様便)に分類する尺度で、排便アセスメントに用います。褥瘡評価ではありません。
- ×2. Borg< ボルグ >スケール
Borgスケールは運動時の主観的運動強度(息切れ・疲労感)を6〜20の15段階で評価する尺度で、心臓リハビリや呼吸リハビリで用いられます。修正Borgスケール(0〜10)もあります。
- ○3. Braden< ブレーデン >スケール
Bradenスケールは知覚の認知・湿潤・活動性・可動性・栄養状態・摩擦とずれの6項目から褥瘡発生リスクを予測する尺度で、褥瘡予防計画の立案に用いられます。
- ×4. グラスゴー・コーマ・スケール
グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)は意識障害の程度を開眼・言語反応・運動反応の3項目で評価する尺度で、3〜15点で表します。脳外傷や脳血管疾患の急性期評価に用いられます。
褥瘡関連スケールには、発生予測のBradenスケール・OHスケール・K式スケールと、発生後の重症度評価のDESIGN-R®2020があります。DESIGN-R®は深さ(Depth)・滲出液(Exudate)・大きさ(Size)・炎症/感染(Inflammation/Infection)・肉芽組織(Granulation)・壊死組織(Necrotic tissue)・ポケット(Pocket)の7項目で評価します。褥瘡好発部位は仰臥位で仙骨部・踵骨部・後頭部、側臥位で大転子部・外果、座位で坐骨結節部です。予防には2時間毎の体位変換、体圧分散マットレス、スキンケア、栄養管理が基本となります。
褥瘡発生リスクの予測尺度を他のスケールと区別して覚える必修問題です。
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