ブレーデンスケール6項目 褥瘡予防の出発点
看護師国家試験 第109回 午後 第45問
国試問題にチャレンジ
Braden〈ブレーデン〉スケールの評価項目で正しいのはどれか。
- 1.湿潤
- 2.循環
- 3.体圧
- 4.年齢
対話形式の解説
博士
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博士POINT
褥瘡リスクアセスメントの代表ツール、ブレーデンスケールの6項目を確実に覚えておく問題。『知覚の認知、湿潤、活動性、可動性、栄養状態、摩擦とずれ』を暗記する。
解答・解説
正解は1です
問題文:Braden〈ブレーデン〉スケールの評価項目で正しいのはどれか。
解説:正解は 1 の湿潤である。ブレーデンスケールは褥瘡発生リスクを予測するためのアセスメントツールで、『知覚の認知』『湿潤』『活動性』『可動性』『栄養状態』『摩擦とずれ』の6項目で構成される。各項目を1〜4点(摩擦とずれのみ1〜3点)で評点し、合計点が低いほどリスクが高い。
選択肢考察
- ○1. 湿潤
尿失禁・便失禁・発汗などによる皮膚の湿潤状態を評価する項目。湿潤は表皮の浸軟を招き、摩擦・ずれの作用と相まって褥瘡発生リスクを高める重要因子である。
- ×2. 循環
循環はブレーデンスケールの評価項目には含まれない。ただし末梢循環不全は褥瘡の実際のリスク因子ではあり、他のスケール(OHスケールなど)や臨床評価で考慮される。
- ×3. 体圧
体圧そのものはスケールの項目ではない。ブレーデンスケールでは体圧に関連する『活動性(歩行の程度)』『可動性(体位変換能力)』を評価することで間接的に圧迫の要素を捉えている。
- ×4. 年齢
年齢は評価項目ではない。ただし加齢による皮膚の脆弱化は褥瘡リスクの背景要因として知られる。K式スケールなど一部のツールでは考慮される項目。
ブレーデンスケールの6項目:(1)知覚の認知、(2)湿潤、(3)活動性、(4)可動性、(5)栄養状態、(6)摩擦とずれ。最高23点・最低6点で、日本では14点以下(病院)/17点以下(在宅)をハイリスクとすることが多い。日本で広く使われる他のツールとしてOHスケール(自立度・病的骨突出・関節拘縮・浮腫の4項目)、K式スケール(前段階要因と引き金要因を含む)もある。褥瘡予防では体位変換、体圧分散寝具、スキンケア、栄養管理が4本柱。
褥瘡リスクアセスメントの代表ツール、ブレーデンスケールの6項目を確実に覚えておく問題。『知覚の認知、湿潤、活動性、可動性、栄養状態、摩擦とずれ』を暗記する。
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