配偶子のふしぎ:卵子と精子はどう作られるのか
看護師国家試験 第109回 午前 第59問
国試問題にチャレンジ
配偶子の形成で正しいのはどれか。
- 1.卵子の形成では減数分裂が起こる。
- 2.精子の形成では極体の放出が起こる。
- 3.成熟卵子は X または Y 染色体をもつ。
- 4.精子は 23 本の常染色体と 1 本の性染色体をもつ。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
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博士
サクラ
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サクラ
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サクラ
博士POINT
配偶子形成の基本(減数分裂・染色体数・極体・性決定)を整理する問題。卵と精子の形成の違いを理解しているかが問われる。
解答・解説
正解は1です
問題文:配偶子の形成で正しいのはどれか。
解説:正解は 1 です。配偶子(卵子・精子)は生殖細胞が減数分裂を経て形成される。ヒトの体細胞は46本(23対)の染色体を持ち、減数分裂によって染色体数が半減し、配偶子は23本の染色体(22本の常染色体+1本の性染色体)を持つ。受精によって再び46本となり個体が発生する。
選択肢考察
- ○1. 卵子の形成では減数分裂が起こる。
卵子形成では第一減数分裂・第二減数分裂を経て、染色体数が46本から23本に半減する。不均等分裂で1つの卵子と極体が生じる。
- ×2. 精子の形成では極体の放出が起こる。
極体は卵形成に特有の産物で、細胞質の偏在によって生じる小さな細胞。精子形成では4つすべてが精子になり、極体は産生されない。
- ×3. 成熟卵子は X または Y 染色体をもつ。
母親はXX染色体しか持たないため、成熟卵子の性染色体は必ずX。Y染色体は精子側からしか提供されない。
- ×4. 精子は 23 本の常染色体と 1 本の性染色体をもつ。
正しくは22本の常染色体+1本の性染色体=合計23本。配偶子の染色体総数は23本であり、文中の「23本の常染色体」は誤り。
減数分裂は第一減数分裂(相同染色体の分離)と第二減数分裂(姉妹染色分体の分離)からなり、遺伝的多様性を生む乗換え(crossing over)もここで起こる。卵形成は胎生期に開始され第一減数分裂前期で停止、思春期以降の排卵時に第二減数分裂中期まで進み、受精をきっかけに完了する。精子形成は思春期以降に連続的に進行し、約70日で1個の精子が完成する。性決定は受精時のY染色体の有無で決まる。
配偶子形成の基本(減数分裂・染色体数・極体・性決定)を整理する問題。卵と精子の形成の違いを理解しているかが問われる。
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