フォローアップミルクを理解しよう
看護師国家試験 第110回 午後 第56問
国試問題にチャレンジ
フォローアップミルクで正しいのはどれか。
- 1.母乳の代替品である。
- 2.鉄分が添加されている。
- 3.離乳食を食べる直前に与える。
- 4.離乳食開始の時期から与え始める。
対話形式の解説
博士
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サクラ
博士POINT
フォローアップミルクの位置づけと栄養的特徴を問う問題です。
解答・解説
正解は2です
問題文:フォローアップミルクで正しいのはどれか。
解説:正解は 2 です。フォローアップミルクは離乳食だけでは不足しがちな鉄分やビタミンを補う目的で作られた粉ミルクで、鉄分が強化されています。9か月以降の乳児で離乳食の進みが悪く栄養不足が心配される場合に補助的に使用するもので、母乳や育児用ミルクの代替ではありません。
選択肢考察
- ×1. 母乳の代替品である。
母乳や育児用ミルクの代替ではありません。乳児に必要な総合的な栄養は育児用調製粉乳に含まれており、フォローアップミルクは栄養補助の位置づけです。
- ○2. 鉄分が添加されている。
離乳食期に不足しやすい鉄やビタミンを強化した組成となっています。牛乳と比べても鉄が多く、鉄欠乏性貧血予防に有効です。
- ×3. 離乳食を食べる直前に与える。
直前に与えると満腹で離乳食を食べなくなる恐れがあります。離乳食の進みが悪いときの補填として食後や食間に与えるのが適切です。
- ×4. 離乳食開始の時期から与え始める。
厚生労働省の授乳・離乳支援ガイドでは、必要な場合に生後9か月以降から使用するとされており、離乳食開始時の5〜6か月からは与えません。
離乳食期は母体由来の貯蔵鉄が枯渇し鉄欠乏が起こりやすい時期で、赤身の肉や魚、鉄強化食品の摂取が推奨されます。フォローアップミルクは選択肢の一つであり、離乳が順調であれば必ずしも必要ではありません。
フォローアップミルクの位置づけと栄養的特徴を問う問題です。
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