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4か月で首がすわる!デンバー式発達スクリーニングのマイルストーンを完全マスター

看護師国家試験 第115午後7 / 必修問題

国試問題にチャレンジ

115午後7

日本版デンバー式発達スクリーニング検査で90%の乳児の首すわりがみられる月齢基準はどれか。

  1. 1.1か月
  2. 2.4か月
  3. 3.7か月
  4. 4.10か月

対話形式の解説

博士博士
今日はね、乳児の発達でとっても大事な「首すわり」について勉強しようかの。
サクラサクラ
はい!えーと、首すわりって生まれてすぐじゃないんですよね?
博士博士
そうじゃ。新生児はまだ頭を支える筋力が育っておらん。日本版デンバー式発達スクリーニング検査というのがあっての、これで何か月ごろに何ができるかの目安を調べるんじゃ。
サクラサクラ
デンバー式って聞いたことあります!何を見る検査なんですか?
博士博士
「個人-社会」「微細運動-適応」「言語」「粗大運動」の4つの領域で発達をチェックするスクリーニング検査じゃ。各項目に25%、50%、75%、90%の通過月齢が示されておる。
サクラサクラ
通過月齢って何ですか?
博士博士
例えば「90%通過月齢が4か月」というのは、生後4か月までにその月齢の赤ちゃんの90%ができるようになる、という意味じゃ。つまり「ほとんどの子ができる時期」ということじゃの。
サクラサクラ
なるほど!じゃあ首すわりは…えーと、1か月くらいですか?生まれてすぐ抱っこしますよね?
博士博士
ふぉっふぉ、新生児を抱っこするときは必ず首を支えるじゃろ?まだすわっておらんからじゃ。首すわりの90%通過は生後4か月なんじゃよ。
サクラサクラ
あっ、4か月なんですね!だから4か月健診があるんですか?
博士博士
そのとおり!4か月児健康診査では首すわりの確認が必須項目じゃ。4か月を過ぎても首がすわらん場合は、筋緊張低下や中枢神経系の異常を疑って精査が必要になる。
サクラサクラ
他のマイルストーンも知りたいです!
博士博士
よし、90%通過の目安をまとめるぞ。首すわり4か月、寝返り6か月、座位7か月、はいはい9か月、つかまり立ち10か月、ひとり立ち12か月、ひとり歩き15か月じゃ。
サクラサクラ
わぁ、いっぱいありますね…覚えられるかな。
博士博士
「4・6・7・9・10・12・15」とリズムで唱えれば大丈夫じゃ。選択肢の7か月は座位、10か月はつかまり立ちの90%通過じゃから、ひっかけに注意するんじゃぞ。
サクラサクラ
選択肢にちゃんと意味があるんですね!じゃあ正解は2の4か月ですね!
博士博士
お見事!ちなみにデンバー式は「診断」ではなく「スクリーニング」である点も大切じゃ。引っかかったからといってすぐ異常と決めつけず、精査につなげるための入口じゃの。
サクラサクラ
わかりました!4か月=首すわり、しっかり覚えます!

POINT

日本版デンバー式発達スクリーニング検査における乳児の粗大運動マイルストーン、特に首すわりの90%通過月齢を問う頻出問題です。

解答・解説

正解は2です

問題文:日本版デンバー式発達スクリーニング検査で90%の乳児の首すわりがみられる月齢基準はどれか。

解説:正解は2の「4か月」です。日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R/DENVER II)は、子どもの発達を「個人-社会」「微細運動-適応」「言語」「粗大運動」の4領域で評価するスクリーニング法で、各項目について25%・50%・75%・90%の通過月齢が示されています。首すわり(頭部の保持)は粗大運動の重要なマイルストーンで、25%通過がおよそ生後1か月過ぎ、50%通過が約2か月、75%通過が約3か月、そして90%通過がおおむね生後4か月とされています。つまり「ほとんどの乳児は4か月までに首がすわる」ことが基準であり、4か月健診で必ず確認する項目でもあります。逆に4か月を過ぎても首がすわらない場合は、筋緊張低下や中枢神経系の異常などが疑われ、精査の対象となります。

選択肢考察

  1. ×1.  1か月

    生後1か月では首すわりはまだ完成していません。デンバー式では1か月頃は25%の乳児が首を持ち上げ始める程度の段階で、90%基準としては早すぎます。

  2. 2.  4か月

    正解。日本版デンバー式発達スクリーニング検査では、生後4か月までに約90%の乳児で首すわりがみられるとされており、これが4か月児健康診査で首すわりを確認する根拠になっています。

  3. ×3.  7か月

    生後7か月頃は支えなしで座位を保てるようになる時期(90%通過)であり、首すわりの基準月齢ではありません。

  4. ×4.  10か月

    生後10か月頃はつかまり立ちが90%でみられる時期にあたります。首すわりの基準としては明らかに遅すぎます。

乳児の粗大運動発達のマイルストーン(90%通過の目安)は、首すわり4か月・寝返り6か月・座位7か月・はいはい9か月・つかまり立ち10か月・ひとり立ち12か月・ひとり歩き15か月、と整理して覚えると国試で確実に得点できます。「4・6・7・9・10・12・15」とリズムで暗記するのが定番です。なお、4か月を過ぎても首がすわらない、6か月を過ぎても寝返りしない、9か月を過ぎても座位がとれない場合などは、脳性麻痺や筋疾患、発達遅滞などを念頭に小児科での精査が必要です。デンバー式は「診断」ではなく「スクリーニング」である点も押さえておきましょう。

日本版デンバー式発達スクリーニング検査における乳児の粗大運動マイルストーン、特に首すわりの90%通過月齢を問う頻出問題です。

※公式問題・正答は厚生労働省公開資料をもとに整理しています。