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臨床検査の分類を整理しよう

看護師国家試験 第104回 午前 第45問 / 基礎看護学 / 診療に伴う看護技術

国試問題にチャレンジ

104回 午前 第45問

生体検査はどれか。

  1. 1.尿検査
  2. 2.血液検査
  3. 3.心電図検査
  4. 4.脳脊髄液検査

対話形式の解説

博士 博士

今日は臨床検査の大きな分類について学ぶぞい

サクラ サクラ

臨床検査は二つに分かれると聞いた気がします

博士 博士

その通り。生体検査と検体検査じゃ。違いを言えるかな

サクラ サクラ

生体検査は身体を直接調べる検査で、検体検査は採取した試料を調べる検査ですよね

博士 博士

見事じゃ。心電図はどちらに入るかな

サクラ サクラ

電極を身体に装着して心電を記録するので、生体検査になります

博士 博士

正解じゃ。では尿検査や血液検査は

サクラ サクラ

試料を採取してから調べるので検体検査ですね

博士 博士

脳脊髄液検査はどうじゃ

サクラ サクラ

腰椎穿刺で髄液を採取するので、これも検体検査になります

博士 博士

ただし穿刺の手技は侵襲的じゃから、看護師は安静保持や体位、合併症の観察も大切じゃ

サクラ サクラ

他に生体検査にはどんなものがありますか

博士 博士

脳波、呼吸機能検査、超音波、CTやMRIといった画像検査、眼底検査やサーモグラフィなどじゃ

サクラ サクラ

検体検査の具体例も知りたいです

博士 博士

一般検査、生化学、血液学、免疫、微生物、病理など多彩じゃぞ

サクラ サクラ

看護師として両者の違いを意識すると患者説明が楽になりますね

博士 博士

生体検査は患者本人への直接介入が必要じゃから、説明と同意、体動制限の理解が鍵じゃ

サクラ サクラ

検体検査は検体の取り扱いや採取手順に注意が要りますね

博士 博士

その通り。分類を意識して関わると業務がスムーズになるぞい

POINT

臨床検査は患者を直接調べる生体検査と、採取した試料を分析する検体検査に分かれます。心電図は代表的な生体検査で、尿・血液・脳脊髄液は検体検査に分類されます。看護師は両者の違いを踏まえ、検査前の説明や検体管理を適切に行うことが大切です。

解答・解説

正解は 3 です

問題文:生体検査はどれか。

解説:正解は3の心電図検査です。臨床検査は患者の身体を直接調べる生体(生理機能)検査と、患者から採取した試料を調べる検体検査に大別されます。心電図検査は身体に電極を装着して心電を直接記録する生体検査の代表例です。

選択肢考察

  1. × 1.  尿検査

    尿検査は採取した尿(検体)を分析するため、検体検査に分類されます。

  2. × 2.  血液検査

    血液検査は採血した血液という検体を解析するため、検体検査に該当します。

  3. 3.  心電図検査

    心電図検査は患者の身体に電極を装着し、心臓の電気活動をリアルタイムに記録する検査で、典型的な生体(生理機能)検査です。

  4. × 4.  脳脊髄液検査

    腰椎穿刺などで採取した脳脊髄液を分析する検査で、検体検査に分類されます。穿刺手技自体は侵襲的ですが、検査としての位置づけは検体検査です。

生体検査には心電図のほか、脳波、呼吸機能(スパイロメトリー)、超音波、X線・CT・MRIなどの画像検査、眼底検査、サーモグラフィなどがあります。検体検査には尿、血液、便、髄液、組織などを用いた一般検査・生化学・血液学・免疫・微生物・病理検査などが含まれます。両者の違いを押さえておくと臨床検査全般の理解が深まります。

臨床検査の分類における生体検査と検体検査の区別を理解しているかを問う基本問題です。