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介護者ストレスの最多原因

看護師国家試験 第103午前60

国試問題にチャレンジ

103午前60

平成22年(2010年)国民生活基礎調査で、同居している主な介護者のストレスや悩みの原因で最も割合の高いのはどれか。

  1. 1.自分の仕事
  2. 2.家族の病気や介護
  3. 3.家族との人間関係
  4. 4.自由にできる時間がない

対話形式の解説

博士博士
今日は平成22年国民生活基礎調査の介護者ストレスについて学ぶぞ。
サクラサクラ
どの選択肢が最多ですか?
博士博士
2の家族の病気や介護じゃ。男性68.7%、女性74.5%と圧倒的に高い。
サクラサクラ
他の選択肢の順位は?
博士博士
次いで自分の病気や介護、家族との人間関係、自由にできる時間がないなどが続く。
サクラサクラ
1の自分の仕事は?
博士博士
男性では上位だが家族の病気や介護より低い。介護離職問題と関連が深い。
サクラサクラ
3の家族との人間関係は?
博士博士
女性で3位前後だが最多ではない。
サクラサクラ
4の自由にできる時間がないは?
博士博士
レスパイトケアのニーズに関連するが、家族の病気や介護より下位じゃ。
サクラサクラ
介護負担はどう支援すべきですか?
博士博士
短期入所やデイサービスなどのレスパイトケア、地域包括支援センターへの相談が有効じゃ。
サクラサクラ
介護休業制度もありますね。
博士博士
労働者は対象家族1人につき通算93日まで取得できる。
サクラサクラ
看護師の役割は?
博士博士
介護者の心身の健康評価、介護うつや虐待リスクの早期発見、社会資源の紹介じゃ。
サクラサクラ
調査結果は政策にも活かされていますね。
博士博士
国民生活基礎調査は3年ごとに大規模調査され、介護保険政策の基礎資料となる。
サクラサクラ
介護者支援は重要な看護領域ですね。
博士博士
被介護者だけでなく介護者にも目を配るのが地域看護の本質じゃ。

POINT

国民生活基礎調査における介護者ストレスの原因の最多項目を把握しているかを問う問題です。

解答・解説

正解は2です

問題文:平成22年(2010年)国民生活基礎調査で、同居している主な介護者のストレスや悩みの原因で最も割合の高いのはどれか。

解説:正解は2です。平成22年(2010年)国民生活基礎調査によると、同居している主な介護者の悩みやストレスの原因で最も多いのは「家族の病気や介護」で、男性68.7%、女性74.5%と圧倒的に高い割合を示しました。介護負担そのものが介護者の心身の健康を脅かす最大の要因であることがわかります。

選択肢考察

  1. ×1.  自分の仕事

    「自分の仕事」は男性で上位ですが、家族の病気や介護に比べると割合は低く、最多ではありません。介護離職の問題と関連します。

  2. 2.  家族の病気や介護

    男女とも最多項目で7割前後を占めます。介護自体の負担に加え、被介護者の健康悪化への不安が介護者の最大のストレス要因です。

  3. ×3.  家族との人間関係

    女性で第3位前後となるものの「家族の病気や介護」より低い順位で、最多ではありません。

  4. ×4.  自由にできる時間がない

    介護者の負担として大きい項目ですが、最多の「家族の病気や介護」より下位に位置します。レスパイトケアのニーズと関連します。

国民生活基礎調査は3年ごとに大規模調査が実施され、介護者の状況も把握されます。介護者支援としてはレスパイトケア(短期入所、デイサービス)、地域包括支援センターによる相談、介護保険サービスの活用、介護休業制度などがあります。看護師は介護者の心身の健康にも目を向け、介護うつや虐待のリスク評価、社会資源の紹介を行うことが重要です。

国民生活基礎調査における介護者ストレスの原因の最多項目を把握しているかを問う問題です。

※公式問題・正答は厚生労働省公開資料をもとに整理しています。