妊娠期のマイナートラブル!正しい予防はどれ?
看護師国家試験 第103回 午前 第64問
国試問題にチャレンジ
妊娠期の不快症状と予防の組合せで適切なのはどれか。
- 1.下肢のけいれん ―――― 葉酸の摂取
- 2.つわり ―――――――― においの強い食事の摂取
- 3.便秘 ――――――――― 緩下薬の服用
- 4.腰痛 ――――――――― 硬めのマットレス使用
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
妊娠期マイナートラブルの病態と予防方法の組み合わせを問う問題です。
解答・解説
正解は4です
問題文:妊娠期の不快症状と予防の組合せで適切なのはどれか。
解説:正解は 4 です。妊娠期にはホルモン変化(プロゲステロン増加)と子宮増大による物理的圧迫により、つわり・便秘・腰痛・下肢のけいれんなどさまざまなマイナートラブルが生じます。腰痛は妊娠後期に増大した子宮で重心が前方に移動し、腰椎前弯が増強することで生じるため、硬めのマットレスで腰部の沈み込みを防ぎ、脊柱を生理的彎曲に保つことが予防になります。
選択肢考察
- ×1. 下肢のけいれん ―――― 葉酸の摂取
下肢のけいれん(こむら返り)は子宮増大による下肢循環障害やCa・Mg不足が原因で、カルシウム・ビタミンB群摂取やストレッチが予防になります。葉酸は神経管閉鎖障害予防のために摂取します。
- ×2. つわり ―――――――― においの強い食事の摂取
つわりは強いにおいで悪化しやすいため、においが少なく冷たい・さっぱりした食事を少量頻回に摂取することが推奨されます。
- ×3. 便秘 ――――――――― 緩下薬の服用
妊娠中の便秘ではまず食物繊維・水分摂取・適度な運動など生活指導が第一選択です。緩下薬の中には子宮収縮を誘発するものもあり、服用は慎重に行います。
- ○4. 腰痛 ――――――――― 硬めのマットレス使用
妊娠後期は子宮増大で重心が前方に移動し腰椎前弯が増強します。柔らかいマットレスでは腰部が沈み込み圧が集中して悪化するため、硬めのマットレスで脊柱を支えることが予防になります。
妊娠期のマイナートラブルの原因と対策を整理しましょう。つわりは少量頻回・においの少ない食事、便秘は食物繊維と水分、下肢けいれんはCa・ストレッチ、腰痛は姿勢保持・骨盤ベルト・硬めの寝具です。葉酸は神経管閉鎖障害予防のため妊娠前〜妊娠初期に1日400μgが推奨されています。
妊娠期マイナートラブルの病態と予防方法の組み合わせを問う問題です。
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