与薬法の基本を再確認
看護師国家試験 第104回 午後 第46問
国試問題にチャレンジ
与薬方法で正しいのはどれか。
- 1.筋肉内注射は大殿筋に行う。
- 2.点眼薬は下眼瞼結膜の中央に滴下する。
- 3.バッカル錠は、かんでから飲み込むよう促す。
- 4.口腔内に溜まった吸入薬は飲み込むよう促す。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
代表的な与薬方法(筋注部位、点眼、バッカル錠、吸入薬)の正しい手技を問う問題です。
解答・解説
正解は2です
問題文:与薬方法で正しいのはどれか。
解説:正解は2の「点眼薬は下眼瞼結膜の中央に滴下する」です。下まぶたを軽く下方に引き、容器の先端を眼やまぶたに触れないようにして結膜中央に1滴落とすのが正しい点眼方法です。
選択肢考察
- ×1. 筋肉内注射は大殿筋に行う。
大殿筋は深部に坐骨神経や上殿動脈が走行するため、筋肉内注射の部位としては不適切です。中殿筋(クラークの点)や三角筋が一般的に選択されます。
- ○2. 点眼薬は下眼瞼結膜の中央に滴下する。
下眼瞼を引き下げ、容器先端を皮膚や眼球に触れないようにして結膜の中央に滴下し、点眼後は涙嚢部を圧迫すると全身への吸収を抑えられます。
- ×3. バッカル錠は、かんでから飲み込むよう促す。
バッカル錠は奥歯と頬の間に挟み口腔粘膜から吸収させる薬剤で、噛まずに自然に溶けるのを待つ必要があります。
- ×4. 口腔内に溜まった吸入薬は飲み込むよう促す。
吸入薬の口腔内残留は嗄声や口腔カンジダ症の原因となるため、吸入後は必ず含嗽(うがい)して吐き出すよう指導します。
点眼の手技ポイントは、(1)手洗い、(2)患者を上向きにし下眼瞼を引き下げる、(3)容器を眼から1〜2cm離す、(4)1滴を結膜嚢中央に滴下、(5)涙嚢部(目頭)を1〜2分圧迫し全身吸収を抑制、(6)複数の点眼薬は5分以上間隔を空ける、です。筋注部位の三角筋は肩峰から3横指下、中殿筋はクラークの点(上前腸骨棘と腸骨稜後方を結ぶ線の前方1/3)が安全な部位です。
代表的な与薬方法(筋注部位、点眼、バッカル錠、吸入薬)の正しい手技を問う問題です。
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