心胸郭比をどう判定する?
看護師国家試験 第104回 午前 第29問
国試問題にチャレンジ
胸部エックス線写真を以下に示す。心胸郭比について正しいのはどれか。

- 1.小さい。
- 2.正常である。
- 3.大きい。
- 4.測定できない。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラPOINT
胸部X線における心胸郭比の判定基準と心拡大の意義を問う問題です。
解答・解説
正解は3です
問題文:胸部エックス線写真を以下に示す。心胸郭比について正しいのはどれか。
解説:正解は3の大きいです。心胸郭比(CTR)は胸部正面X線写真で「心臓最大横径÷胸郭最大横径×100(%)」で算出し、立位で50%未満が正常です。提示された画像では心陰影が胸郭横径の半分以上を占めており、心拡大があると判断できます。
選択肢考察
- ×1. 小さい。
心陰影が胸郭横径の半分以下であれば「小さい」となりますが、画像では明らかに半分以上を占めており該当しません。
- ×2. 正常である。
正常域は立位で50%未満です。画像所見はそれを超えているため正常とはいえません。
- ○3. 大きい。
心陰影が胸郭横径の50%を超えて見えるため、心拡大ありと判定されます。背景には心不全、弁膜症、心筋症、高血圧性心疾患などが考えられます。
- ×4. 測定できない。
心陰影と胸郭の境界は判別可能であり、CTRの測定そのものは可能です。
CTRは立位吸気時の正面像で評価するのが原則で、仰臥位や呼気時では生理的に大きくなる傾向があるため過大評価に注意します。CTR50%以上はうっ血性心不全、拡張型心筋症、心嚢液貯留などのスクリーニング所見として重要です。透析患者ではドライウェイトの指標にも用いられます。
胸部X線における心胸郭比の判定基準と心拡大の意義を問う問題です。
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