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鋭利な感染性廃棄物は黄色容器じゃ

看護師国家試験 第104回 午前 第39問

国試問題にチャレンジ

104回 午前 第39問

血液の付着した注射針を廃棄する容器はどれか。

  1. 1.黄色バイオハザードマーク付きの容器
  2. 2.橙色バイオハザードマーク付きの容器
  3. 3.赤色バイオハザードマーク付きの容器
  4. 4.非感染性廃棄物用の容器

対話形式の解説

博士博士
学生くん、使用済みの注射針はどこに捨てるのじゃ?
サクラサクラ
針専用の硬い容器ですよね。色は確か黄色だったような…
博士博士
正解じゃ。バイオハザードマーク付きの黄色容器に捨てるのが正しいのじゃ。
サクラサクラ
他の色は何用ですか?
博士博士
橙色は血液付着のガーゼや紙おむつなどの「固形物」、赤色は血液や体液などの「液状・泥状物」じゃ。
サクラサクラ
覚え方はありますか?
博士博士
「黄=鋭利、橙=固形、赤=液体」と覚えるとよいのじゃ。
サクラサクラ
リキャップはダメだと習いました。
博士博士
その通り。針刺し事故の最大原因はリキャップ操作じゃ。使用後はリキャップせず、そのまま専用容器に廃棄するのが原則じゃぞ。
サクラサクラ
容器はどんなものですか?
博士博士
耐貫通性のある硬質プラスチック容器(ペール容器)じゃ。容器の8割程度で密閉し、それ以上は詰め込まないのじゃ。
サクラサクラ
針刺ししてしまったらどうしますか?
博士博士
すぐに流水で洗い、上司に報告し、針の使用者と患者の感染情報を確認、必要に応じてHIV・HBV・HCVの曝露後対応を行うのじゃ。
サクラサクラ
非感染性容器に捨てたらどうなるのですか?
博士博士
廃棄物処理業者や清掃員に針刺し事故が起こり、感染拡大の重大リスクとなるのじゃ。絶対にやってはならんぞ。
サクラサクラ
法的根拠は何ですか?
博士博士
廃棄物処理法じゃ。感染性廃棄物は特別管理産業廃棄物・特別管理一般廃棄物として厳格に管理されておる。
サクラサクラ
マニフェスト制度も関係しますか?
博士博士
うむ、産業廃棄物管理票(マニフェスト)で適正処理を追跡するのじゃ。医療機関の責任は重いのじゃ。
サクラサクラ
安全な廃棄を徹底します!

POINT

感染性廃棄物のバイオハザードマーク3色の区分を理解し、鋭利な針が黄色容器であることを答えられるかを問う設問です。

解答・解説

正解は1です

問題文:血液の付着した注射針を廃棄する容器はどれか。

解説:正解は1です。感染性廃棄物処理マニュアル(環境省)では、感染性廃棄物の容器に内容物を識別するためのバイオハザードマークの使用が推奨され、色で性状が区別されます。黄色は鋭利物(注射針、メス刃、アンプル等)、橙色は固形物(血液付着のガーゼ、紙おむつ等)、赤色は液状・泥状物(血液、体液、組織片等)です。血液の付着した注射針は鋭利な感染性廃棄物に該当するため黄色容器に廃棄します。

選択肢考察

  1. ○1.  黄色バイオハザードマーク付きの容器

    黄色は注射針・メス刃などの「鋭利な感染性廃棄物」を表すマークです。針刺し事故防止のため、耐貫通性のある専用硬質容器(ペール容器など)に廃棄します。

  2. ×2.  橙色バイオハザードマーク付きの容器

    橙色は血液等が付着した「固形状」の感染性廃棄物(ガーゼ、紙おむつ、検尿コップなど)に用いるマークで、鋭利物には適しません。

  3. ×3.  赤色バイオハザードマーク付きの容器

    赤色は血液・体液・組織片などの「液状または泥状」の感染性廃棄物に用いるマークです。漏出防止のため密閉容器を使用します。

  4. ×4.  非感染性廃棄物用の容器

    血液付着の注射針は明らかに感染性廃棄物に該当します。非感染性廃棄物の容器に捨てると針刺し事故や感染拡大の重大リスクとなります。

感染性廃棄物は廃棄物処理法に基づき、特別管理産業廃棄物・特別管理一般廃棄物として厳格に管理されます。針刺し事故防止のため、注射針はリキャップせずそのまま専用容器(耐貫通性硬質容器)に廃棄するのが原則です。バイオハザードマーク3色は「黄=鋭利物」「橙=固形物」「赤=液状・泥状」と覚えると整理しやすいです。

感染性廃棄物のバイオハザードマーク3色の区分を理解し、鋭利な針が黄色容器であることを答えられるかを問う設問です。