貧血はヘモグロビンで診断
看護師国家試験 第105回 午後 第15問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
貧血(anemia)の診断に用いられるのはどれか。
- 1.血糖値
- 2.尿酸値
- 3.C反応性蛋白値
- 4.ヘモグロビン濃度
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラPOINT
貧血の診断指標を問う必修問題で、ヘモグロビン濃度と貧血の定義を結びつけられるかがポイント。
解答・解説
正解は4です
問題文:貧血(anemia)の診断に用いられるのはどれか。
解説:正解は 4 です。貧血とは血液中の赤血球もしくはヘモグロビン濃度が基準値以下に低下した状態を指します。WHOの基準では成人男性でHb13g/dL未満、成人女性で12g/dL未満、妊婦で11g/dL未満を貧血と定義しています。したがって診断にはヘモグロビン濃度を用います。あわせて赤血球数、ヘマトクリット値、MCV・MCH・MCHCといった赤血球指数、網赤血球数などを組み合わせて貧血の種類を鑑別します。
選択肢考察
- ×1. 血糖値
血糖値は糖尿病の診断に用いる指標で、空腹時126mg/dL以上、随時200mg/dL以上などが診断基準です。
- ×2. 尿酸値
尿酸値は高尿酸血症や痛風の指標で、成人で7.0mg/dLを超えると高尿酸血症とされます。
- ×3. C反応性蛋白値
CRPは急性期反応蛋白で、感染症や炎症の有無・程度を評価する指標であり、貧血診断には用いません。
- ○4. ヘモグロビン濃度
赤血球内で酸素を運搬するヘモグロビンの血中濃度が、貧血診断の中心的指標です。
貧血はMCV(平均赤血球容積)で小球性(MCV<80、鉄欠乏性貧血など)、正球性(MCV80〜100、溶血性や腎性貧血など)、大球性(MCV>100、ビタミンB12・葉酸欠乏による巨赤芽球性貧血など)に分類されます。看護では労作時息切れ、動悸、眼瞼結膜蒼白、易疲労感、スプーン状爪(鉄欠乏)などの症状観察がポイントです。
貧血の診断指標を問う必修問題で、ヘモグロビン濃度と貧血の定義を結びつけられるかがポイント。
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