飛沫感染・空気感染・接触感染を完全マスター!代表疾患で覚える感染経路
看護師国家試験 第106回 午後 第15問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
飛沫感染するのはどれか。
- 1.疥癬( scabies )
- 2.コレラ( cholera )
- 3.A型肝炎( hepatitis A )
- 4.インフルエンザ( influenza )
対話形式の解説
博士
サクラ
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サクラPOINT
感染経路の分類と代表疾患を結びつけられるかを問う頻出問題。
解答・解説
正解は4です
問題文:飛沫感染するのはどれか。
解説:正解は 4 です。飛沫感染とは、咳・くしゃみ・会話などで飛び散る直径5μm以上の飛沫に含まれる病原体が、至近距離(概ね1〜2m以内)で他者の粘膜に到達して感染する経路を指す。インフルエンザウイルスは飛沫感染と接触感染を主経路とし、流行期にはサージカルマスクの着用・手指衛生・患者の個室管理などの飛沫予防策が必要となる。
選択肢考察
- ×1. 疥癬( scabies )
ヒゼンダニが皮膚角層に寄生する疾患で、皮膚直接接触や寝具・衣類を介した接触感染が主経路。飛沫感染は起こらない。
- ×2. コレラ( cholera )
コレラ菌に汚染された水や食品を摂取する経口感染で発症する。激しい水様下痢と脱水が主症状。飛沫感染ではない。
- ×3. A型肝炎( hepatitis A )
A型肝炎ウイルスに汚染された水・食品・糞便を介して感染する経口感染(糞口感染)が主経路。集団発生することがある。
- ○4. インフルエンザ( influenza )
インフルエンザウイルスは咳・くしゃみ・会話で飛散する飛沫を吸い込むことで感染する飛沫感染が主経路(接触感染もあり)。サージカルマスクが予防の基本。
感染経路は大きく接触感染・飛沫感染・空気感染(飛沫核感染)・経口感染・血液媒介感染に分類される。飛沫感染の代表はインフルエンザ・百日咳・マイコプラズマ肺炎・流行性耳下腺炎・風疹・髄膜炎菌感染症など。一方、空気感染は結核・麻疹・水痘の3疾患が代表で、N95マスクと陰圧個室が必要となる。「飛沫=サージカルマスク、空気=N95」の対比で覚えると現場で迷わない。
感染経路の分類と代表疾患を結びつけられるかを問う頻出問題。
「感染症対策と予防」の関連問題
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