疾病予防の3段階 〜二次予防ってどれ?〜
看護師国家試験 第108回 午前 第1問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
疾病や障害に対する二次予防はどれか。
- 1.早期治療
- 2.予防接種
- 3.生活習慣の改善
- 4.リハビリテーション
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
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博士
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サクラPOINT
予防医学における一次・二次・三次予防の区分を理解し、早期治療が二次予防に該当することを判別できるかが問われています。
解答・解説
正解は1です
問題文:疾病や障害に対する二次予防はどれか。
解説:正解は1です。公衆衛生における予防医学は、疾病の自然史に沿って一次予防・二次予防・三次予防の3段階に分類されます(リーベル&クラークの分類)。一次予防は健康な段階で疾病の発生そのものを防ぐ段階で、健康増進(生活習慣改善、健康教育)や特殊予防(予防接種、環境対策)が該当します。二次予防は発症初期に疾病を発見し、早期に治療介入することで重症化や合併症を防ぐ段階で、がん検診・特定健診・人間ドックなどのスクリーニングと、そこで発見された疾病に対する早期治療が該当します。三次予防は既に発症し治療を受けた患者に対して、機能回復や再発防止、社会復帰を目指す段階で、リハビリテーションや患者教育、再発予防の服薬指導などが該当します。設問の「早期治療」はまさに二次予防の中核をなす概念であり、早期発見とセットで「早期発見・早期治療」という形で頻出します。
選択肢考察
- ○1. 早期治療
早期治療は疾病が発症した初期段階で医療介入を行い、重症化や合併症、機能障害を未然に防ぐ活動であり、二次予防の代表例です。早期発見と対になる概念として押さえます。
- ×2. 予防接種
予防接種は病原体への感染そのものを防ぐ特殊予防であり、健康な段階での発症予防に該当するため一次予防です。
- ×3. 生活習慣の改善
食事・運動・禁煙などの生活習慣改善は疾病の発症リスク因子を取り除く健康増進活動で、一次予防に分類されます。
- ×4. リハビリテーション
リハビリテーションは発症・治療後の機能回復や社会復帰を目的とする活動で、三次予防に該当します。
予防の3段階は必修で頻出です。語呂で覚えるなら「一次は防ぐ(予防接種・生活改善)、二次は見つけて治す(検診・早期治療)、三次は戻す(リハビリ・再発防止)」。がん検診は代表的な二次予防、メタボ健診での保健指導は一次予防寄りですが、受診後の治療介入があれば二次予防の要素を含みます。
予防医学における一次・二次・三次予防の区分を理解し、早期治療が二次予防に該当することを判別できるかが問われています。
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