JCSの3桁が示す意識レベルを攻略しよう
看護師国家試験 第108回 午後 第12問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
ジャパン・コーマ・スケール<JCS>のIII(3桁)で表現される意識レベルはどれか。
- 1.意識清明の状態
- 2.刺激すると覚醒する状態
- 3.刺激しても覚醒しない状態
- 4.刺激しなくても覚醒している状態
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
JCSの3桁(III群)は「刺激しても覚醒しない」最重症の意識障害群であることを問う必修問題です。
解答・解説
正解は3です
問題文:ジャパン・コーマ・スケール<JCS>のIII(3桁)で表現される意識レベルはどれか。
解説:正解は 3 です。ジャパン・コーマ・スケール(JCS)は日本で広く使われる意識障害の評価ツールで、3-3-9度方式とも呼ばれます。大きく I(1桁)、II(2桁)、III(3桁)の3群に分かれ、各群にさらに3段階があり、数字が大きいほど意識障害は重度です。I群は刺激しなくても覚醒している状態、II群は刺激すると覚醒する状態、そしてIII群は刺激をしても覚醒しない状態、つまり昏睡に相当する最も重い意識障害を示します。
選択肢考察
- ×1. 意識清明の状態
意識清明はJCSでは「0」と表記され、どの桁にも入りません。意識障害がまったくない状態を指します。
- ×2. 刺激すると覚醒する状態
呼びかけや痛み刺激で開眼・覚醒する状態は II 群(2桁:10、20、30)に相当します。
- ○3. 刺激しても覚醒しない状態
痛み刺激を加えても開眼しない、いわゆる昏睡状態がIII群(3桁:100、200、300)です。
- ×4. 刺激しなくても覚醒している状態
自発的に開眼しているものの思考や見当識に軽い障害がある状態は I 群(1桁:1、2、3)に相当します。
JCSのIII群はさらに 100:痛み刺激を払いのける動作をする、200:痛み刺激で手足を動かしたり顔をしかめる、300:痛み刺激にまったく反応しない、と細分化されます。GCS(Glasgow Coma Scale)は開眼・言語・運動の3要素を合計15点で表すのに対し、JCSは覚醒度を軸に単純明快な分類ができる点が特徴です。桁の大きさ=重症度と覚えると混乱しません。
JCSの3桁(III群)は「刺激しても覚醒しない」最重症の意識障害群であることを問う必修問題です。
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