頓服ってどう飲む薬?看護師が押さえる服薬指導の基本
看護師国家試験 第109回 午前 第39問
国試問題にチャレンジ
薬の内服方法における頓用で正しいのはどれか。
- 1.週に 1 回服用する。
- 2.食事の前に服用する。
- 3.指定された時間に服用する。
- 4.症状が現れたときに服用する。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
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サクラPOINT
内服方法の用語『頓用(頓服)』の定義を正確に理解しているかを問う基本問題。定時薬との違いを整理しておきたい。
解答・解説
正解は4です
問題文:薬の内服方法における頓用で正しいのはどれか。
解説:正解は 4 です。頓用(頓服)とは、毎日決まった時間に飲む定期薬と異なり、症状が出現したときに必要に応じて服用する内服方法である。疼痛、発熱、不眠、発作、便秘、不安発作などに対して処方され、医師の指示により『○時間空けて』『1日○回まで』などの条件が付されることが多い。頓用薬には解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン、ロキソプロフェンなど)、睡眠導入薬、ニトログリセリン舌下錠、下剤、ベンゾジアゼピン系抗不安薬などが代表例として挙げられる。
選択肢考察
- ×1. 週に 1 回服用する。
週1回服用は週1回製剤(骨粗鬆症治療のビスホスホネート製剤など)の用法であり、頓用ではない。頓用は時間で決めず症状で決める。
- ×2. 食事の前に服用する。
食前服用は『食前薬』の用法で、食事30分前が目安。糖尿病薬の一部や漢方薬などで用いられる。頓用とは異なる概念。
- ×3. 指定された時間に服用する。
指定された時間に飲むのは『定時薬(定期薬)』の用法。毎日同じ時刻に服用することで血中濃度を一定に保つ目的がある。
- ○4. 症状が現れたときに服用する。
頓用の定義そのもの。症状発現時に必要に応じて服用する方法で、痛みや発熱、発作、不眠などで用いられる正解。
内服薬の用法は、定時薬(食前・食間・食後・就寝前など)、頓服薬、週1回・月1回製剤などに大別される。看護師は頓用薬の使用について『どんな症状のとき』『何時間間隔を空けるか』『1日最大量』『使用したら記録する』を患者に指導し、また連続的な症状出現時は定時処方への変更を医師と相談する必要がある。高齢者では頓服の乱用や重複投与、相互作用に注意。痛みの頓用ではWHO三段階除痛ラダーと合わせて、定時処方+レスキュー頓用の併用が基本となる。
内服方法の用語『頓用(頓服)』の定義を正確に理解しているかを問う基本問題。定時薬との違いを整理しておきたい。
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