クッシング症候群で押さえるべき症状
看護師国家試験 第110回 午前 第43問
国試問題にチャレンジ
Cushing<クッシング>症候群( cushing syndrome )の成人女性患者にみられるのはどれか。
- 1.貧血
- 2.月経異常
- 3.体重減少
- 4.肝機能低下
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
クッシング症候群の成人女性に特徴的な臨床症状を問う基本問題です。
解答・解説
正解は2です
問題文:Cushing<クッシング>症候群( cushing syndrome )の成人女性患者にみられるのはどれか。
解説:正解は2です。クッシング症候群ではコルチゾール過剰により性腺系にも影響が及び、成人女性では無月経や希発月経などの月経異常が高率にみられます。
選択肢考察
- ×1. 貧血
コルチゾール過剰では赤血球造血はむしろ促進される傾向にあり、クッシング症候群で特徴的にみられる所見は貧血ではなく多血傾向や赤ら顔です。
- ○2. 月経異常
コルチゾール過剰は視床下部-下垂体-性腺系を抑制し、アンドロゲン過剰も加わって排卵障害や無月経をきたします。女性患者に高頻度にみられる代表的な症状です。
- ×3. 体重減少
クッシング症候群では中心性肥満や満月様顔貌、野牛肩など体重増加や脂肪再分布を特徴とします。体重減少は甲状腺機能亢進症や副腎不全などでみられる所見です。
- ×4. 肝機能低下
コルチゾール過剰は糖新生を促進し脂肪肝を招くことはありますが、特徴的症状として肝機能低下は挙げられません。この症候群の臓器障害の中心ではありません。
クッシング症候群の主徴は中心性肥満・満月様顔貌・野牛肩・皮膚線条・易感染・耐糖能異常・高血圧・骨粗鬆症・精神症状・月経異常などです。30〜50代女性に多く、原因は下垂体腺腫(クッシング病)、副腎腺腫、異所性ACTH産生腫瘍、医原性(ステロイド使用)があります。
クッシング症候群の成人女性に特徴的な臨床症状を問う基本問題です。
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