生後4か月で消える反射は?
看護師国家試験 第110回 午前 第6問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
出生時からみられ、生後4か月ころに消失する反射はどれか。
- 1.手掌把握反射
- 2.足底把握反射
- 3.パラシュート反射
- 4.Babinski(バビンスキー)反射
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
原始反射の出現・消失時期を正しく把握し、神経学的発達評価に活用できるかを問う必修問題です。
解答・解説
正解は1です
問題文:出生時からみられ、生後4か月ころに消失する反射はどれか。
解説:正解は1の『手掌把握反射』です。手掌把握反射は新生児の手掌に指などが触れると反射的にその指を握りしめる原始反射で、出生時から認められ、生後3〜4か月頃に消失します。この反射が消失することで随意的な『つかむ』動作の獲得段階に移行していきます。原始反射は中枢神経系の発達評価に欠かせない指標であり、出現・消失時期のずれは脳性麻痺などの神経学的異常のサインとなることがあります。各反射の消失時期は発達の節目と結びついているため、時期と名称をセットで整理しておくことが重要です。
選択肢考察
- ○1. 手掌把握反射
出生直後から出現し、生後3〜4か月で消失する原始反射です。消失後に随意的な握り動作が発達していきます。
- ×2. 足底把握反射
足底の母趾球付近を刺激すると足趾が屈曲する反射で、消失は生後9〜10か月頃と手掌把握反射より遅くなります。
- ×3. パラシュート反射
原始反射ではなく姿勢反射で、生後8〜9か月頃に出現して生涯消失しません。『消失する反射』という本問の条件に合いません。
- ×4. Babinski(バビンスキー)反射
足底外縁を踵から爪先へ刺激すると母趾が背屈する反射で、消失は1〜2歳頃です。2歳以降に残存する場合は錐体路障害が疑われます。
代表的な原始反射にはモロー反射(生後4〜6か月で消失)、吸啜反射(生後4〜6か月で消失)、自動歩行反射(生後1〜2か月で消失)などもあります。一方パラシュート反射や立ち直り反射は姿勢反射に分類され、遅れて出現し生涯残るものが多い点が特徴です。
原始反射の出現・消失時期を正しく把握し、神経学的発達評価に活用できるかを問う必修問題です。
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