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身長はいつ2倍になる?4歳がカギの成長マイルストーン

看護師国家試験 第112午後82

国試問題にチャレンジ

112午後82

標準的な成長をしている正期産児の身長が出生時の約2倍になるのはどれか。

  1. 1.生後6か月
  2. 2.生後12か月
  3. 3.2歳
  4. 4.4歳
  5. 5.6歳

対話形式の解説

博士博士
今日は子どもの身長発育を整理するぞ。正期産児の出生時身長はおよそ何cmか覚えておるか?
サクラサクラ
えっと、だいたい50cmくらいと習いました。
博士博士
その通りじゃ。平均約50cm、範囲は48〜52cmほど。では、この身長が倍の100cmに達するのはいつ頃じゃろう?
サクラサクラ
うーん、成長が速いから2歳くらいでしょうか?
博士博士
惜しい。実は4歳頃なのじゃ。2歳では約85〜90cmでまだ1.7倍くらい。成長スパートは乳児期が最大で、その後は落ち着くのじゃ。
サクラサクラ
じゃあ1歳のときはどれくらいですか?
博士博士
1歳で約75cm、出生時の1.5倍じゃな。ちなみに体重は1歳で約3倍になる、これもセットで覚えるとよい。
サクラサクラ
身長と体重で倍率が違うんですね。体重のマイルストーンも教えてください。
博士博士
出生時約3kg、3〜4か月で2倍の6kg、1歳で3倍の9kg、2歳半〜3歳で4倍の12kgじゃ。暗記カードのように整理するとよいぞ。
サクラサクラ
4歳で100cm到達、覚えました。小学校入学時はどれくらいですか?
博士博士
6歳で約110〜115cm、出生時の2.2〜2.3倍じゃ。就学時健診で身長と体重を測る意味が見えてくるじゃろう。
サクラサクラ
評価のときは成長曲線を使うんですよね。
博士博士
そう、母子健康手帳のパーセンタイル曲線に沿っているかを確認する。3〜97パーセンタイルを外れたり、曲線の傾きが急に鈍ったりすると精査対象じゃ。
サクラサクラ
成長ホルモン分泌不全症や甲状腺機能低下症も鑑別に入るんですよね。
博士博士
その通り。低身長の背景には疾患が隠れていることもある。看護師は数値だけでなく食事・睡眠・運動・養育環境も含めて総合評価するのじゃ。

POINT

正期産児の身長の発育マイルストーン(1歳で1.5倍、4歳で2倍)を問う基本問題。

解答・解説

正解は4です

問題文:標準的な成長をしている正期産児の身長が出生時の約2倍になるのはどれか。

解説:正解は 4 です。正期産児の出生時身長は平均約50cm(個人差は概ね48〜52cm)で、これが倍の約100cmに達するのは標準的発育では4歳頃とされています。乳児期には急速に伸び、1歳で約1.5倍、2歳で約1.7倍へと増加速度は徐々に緩やかになり、4歳でおよそ2倍に到達します。

選択肢考察

  1. ×1.  生後6か月

    生後6か月の平均身長は約65〜70cm。出生時から15〜20cmほど伸びるが、倍には届かない。

  2. ×2.  生後12か月

    1歳時の平均身長は約75cmで、出生時の約1.5倍。体重は約3倍になる時期として有名。

  3. ×3.  2歳

    2歳では約85〜90cmで約1.7倍。成長速度が緩やかになる時期に入るが、まだ2倍ではない。

  4. 4.  4歳

    4歳で身長は約100cmに達し、出生時の約2倍となる。幼児健診や身長評価の指標としても押さえたい数値。

  5. ×5.  6歳

    6歳の平均身長は約110〜115cmで出生時の約2.2〜2.3倍。就学時健診の時期にあたる。

身長の目安は、1歳で約1.5倍、4歳で約2倍、12歳で約3倍と覚えておくと実用的である。体重は出生時約3kg、3〜4か月で約2倍、1歳で約3倍、2歳半〜3歳で約4倍が標準。母子健康手帳の成長曲線(パーセンタイル曲線)で個別評価し、1パーセンタイル以下や97パーセンタイル以上、あるいは曲線を外れる成長速度低下では精査が必要となる。

正期産児の身長の発育マイルストーン(1歳で1.5倍、4歳で2倍)を問う基本問題。

※公式問題・正答は厚生労働省公開資料をもとに整理しています。