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フィジカルアセスメントの順番を押さえよう

看護師国家試験 第113午後18 / 必修問題

国試問題にチャレンジ

113午後18

フィジカルアセスメントで問診の次に行うのはどれか。

  1. 1.視診
  2. 2.触診
  3. 3.打診
  4. 4.聴診

対話形式の解説

博士博士
今日はフィジカルアセスメントの順序じゃ。原則は何じゃったかな?
サクラサクラ
患者さんに負担の少ない順で進めるんですよね。
博士博士
そうじゃ。まず何から始めるかの?
サクラサクラ
問診からです。主訴や既往歴をうかがいます。
博士博士
その次はどうかの?
サクラサクラ
視診です。目で見てわかる情報を取ります。
博士博士
視診の次は?
サクラサクラ
触診で、そのあと打診、最後に聴診だと習いました。
博士博士
よく覚えておるな。しかし腹部では順番が変わるんじゃぞ。
サクラサクラ
そうなんですね。どう変わるんでしょうか?
博士博士
腹部は問診→視診→聴診→打診→触診の順じゃ。なぜかわかるかの?
サクラサクラ
触診で腸を刺激すると、腸蠕動音が変わってしまうからですね。
博士博士
その通りじゃ。正しい腸音を聴くために聴診を先に行うのじゃな。
サクラサクラ
胸部は普通の順番でよいのですか?
博士博士
胸部は問診→視診→触診→打診→聴診の原則通りでよい。
サクラサクラ
部位ごとに注意が必要なんですね。
博士博士
そうじゃ、試験でも頻出じゃから必ず押さえておこう。

POINT

フィジカルアセスメントの一般的な手順と腹部の特殊な順序を理解しているかを問う問題です。

解答・解説

正解は1です

問題文:フィジカルアセスメントで問診の次に行うのはどれか。

解説:正解は 1 の視診です。フィジカルアセスメントは患者への侵襲が少ない順で進めるのが原則で、問診→視診→触診→打診→聴診の順で実施します。ただし腹部のみ、触診や打診が腸蠕動に影響するため、問診→視診→聴診→打診→触診の順となります。

選択肢考察

  1. 1.  視診

    視診は皮膚色・表情・姿勢・呼吸様式などを視覚で捉える非侵襲的な技法です。問診に続いて最初に行うことで、全身の概観から異常の当たりをつけ、以降の詳細な診査につなげます。

  2. ×2.  触診

    触診は温度・硬さ・圧痛などを手で確認する技法で、視診で気づいた部位を詳しく調べる役割を持ちます。接触による刺激があるため、一般的には視診の後に実施します。

  3. ×3.  打診

    打診は体表を叩いて生じる音で内部臓器の状態を推定する方法です。腹部以外では触診の後に行います。

  4. ×4.  聴診

    聴診は呼吸音・心音・腸音などを聴取する方法です。一般には打診の後ですが、腹部では視診の直後に行う点に注意が必要です。

アセスメントの順序は侵襲が少ないものから侵襲的なものへと進めるのが基本原則です。腹部で聴診を先行させるのは、触診の刺激で腸蠕動が変化し、正確な腸音が聴取できなくなるのを避けるためです。

フィジカルアセスメントの一般的な手順と腹部の特殊な順序を理解しているかを問う問題です。

※公式問題・正答は厚生労働省公開資料をもとに整理しています。