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令和元年国民生活基礎調査にみる介護者の姿

看護師国家試験 第113午後65

国試問題にチャレンジ

113午後65

令和元年(2019年)の国民生活基礎調査において、要介護者等のいる世帯に同居している主な介護者の特徴で正しいのはどれか。

  1. 1.性別は男性が多い。
  2. 2.続柄は子が最も多い。
  3. 3.年齢は60〜69歳が最も多い。
  4. 4.ストレスの原因は「自由にできる時間がない」が最も多い。

対話形式の解説

博士博士
今日は国民生活基礎調査の介護者データを確認するぞ。
サクラサクラ
この調査は厚生労働省が3年ごとに大規模調査を行うものですね。
博士博士
その通り。要介護者の生活や介護者の実態を把握する重要な資料じゃ。
サクラサクラ
まず介護者の性別はどうなっていますか。
博士博士
女性が約65%、男性が約35%で女性が多数を占める。選択肢1は誤りじゃな。
サクラサクラ
続柄ではどうでしょう。
博士博士
配偶者が最多で約24%、次いで子が約21%、子の配偶者が約10%じゃ。選択肢2の『子が最多』も誤りじゃ。
サクラサクラ
年齢階級はどうですか。
博士博士
60〜69歳が男女ともに最多で、約3割を占める。選択肢3が正解じゃ。
サクラサクラ
しかし70歳以上も相当数いるのですよね。
博士博士
そうじゃ。介護者と要介護者がともに65歳以上の『老老介護』が約7割に及び、75歳以上同士の『超老老介護』も増加しておる。
サクラサクラ
ストレスの原因は何が最多でしたか。
博士博士
『家族の病気や介護』が最多じゃ。『自由にできる時間がない』も上位じゃが最多ではないため選択肢4は誤りじゃ。
サクラサクラ
老老介護の増加は看護にどう関係しますか。
博士博士
介護者自身が心身の不調や疾患を抱えやすく、共倒れリスクも高まる。介護者アセスメントとレスパイトケアが不可欠じゃ。
サクラサクラ
社会資源との連携も重要ですね。
博士博士
その通り。ケアマネジャーや地域包括支援センターと協働し、訪問看護やデイサービスを活用することが求められる。
サクラサクラ
データを根拠に支援計画を立てる力がつきますね。

POINT

国民生活基礎調査における介護者の特徴に関する統計データを正確に把握しているかを問う問題です。

解答・解説

正解は3です

問題文:令和元年(2019年)の国民生活基礎調査において、要介護者等のいる世帯に同居している主な介護者の特徴で正しいのはどれか。

解説:正解は3の「年齢は60〜69歳が最も多い。」です。令和元年の国民生活基礎調査では、同居の主な介護者の年齢階級は男女ともに60〜69歳が最も多く、全体の約3割を占めるという結果が示されています。

選択肢考察

  1. ×1.  性別は男性が多い。

    同居の主な介護者の約65%が女性、約35%が男性で、女性の比率が明らかに高い結果となっています。

  2. ×2.  続柄は子が最も多い。

    続柄では配偶者が最も多く約24%、次いで子が約21%、子の配偶者が約10%の順です。子が最多ではありません。

  3. 3.  年齢は60〜69歳が最も多い。

    介護者の年齢階級で最も割合が高いのは60〜69歳で、男女ともに約3割を占めます。老老介護の実態を示す重要なデータです。

  4. ×4.  ストレスの原因は「自由にできる時間がない」が最も多い。

    介護者の悩みやストレス源として最も多いのは『家族の病気や介護』で、『自由にできる時間がない』は上位ではあるものの最多ではありません。

同居介護者の年齢構成では60代が最多ですが、70歳以上も相当数を占め、いわゆる『老老介護』が7割近くに及ぶことが指摘されています。また、介護者と要介護者がともに75歳以上である『超老老介護』も増加傾向です。続柄では配偶者、子、子の配偶者の順で、性別では女性介護者が7割近くを占めます。統計は3年ごとの大規模調査で更新されるため、直近の動向を押さえておくことが国家試験対策として重要です。

国民生活基礎調査における介護者の特徴に関する統計データを正確に把握しているかを問う問題です。

※公式問題・正答は厚生労働省公開資料をもとに整理しています。