男は腰、女は肩 国民生活基礎調査の鉄板パターンを攻略
看護師国家試験 第115回 午後 第1問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
令和4年(2022年)の国民生活基礎調査で、男性の有訴者の症状で最も多いのはどれか。
- 1.頻尿
- 2.腰痛
- 3.肩こり
- 4.目のかすみ
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
国民生活基礎調査における男女別の有訴者症状の順位を問う問題で、男性は腰痛が第1位、女性は肩こりが第1位という頻出の組合せが問われている。
解答・解説
正解は2です
問題文:令和4年(2022年)の国民生活基礎調査で、男性の有訴者の症状で最も多いのはどれか。
解説:正解は2の「腰痛」である。国民生活基礎調査は厚生労働省が3年ごとに大規模調査を実施している基幹統計で、世帯・健康・介護・所得・貯蓄などを把握するものである。「有訴者」とは病気やけがなどで自覚症状のある者を指し、入院者は含まれない。有訴者率は人口1,000人あたりの有訴者数で示される。令和4年(2022年)調査では、男性の症状別有訴者率の第1位は「腰痛」、第2位は「肩こり」、第3位は「頻尿」となっており、男性では従来から一貫して腰痛が首位を占めている。職業上の重量物取り扱い、長時間のデスクワーク、加齢に伴う椎間板変性や脊柱起立筋の筋力低下などが背景にあると考えられる。一方、女性の第1位は「肩こり」、第2位は「腰痛」であり、男女で順位が入れ替わる点が国家試験の頻出ポイントである。
選択肢考察
- ×1. 頭痛
頭痛は男性の有訴症状として上位に挙がる症状の1つではあるが、令和4年調査において男性の最多症状ではない。男性では腰痛・肩こり・頻尿に次ぐ位置で、第1位ではない。
- ○2. 腰痛
令和4年(2022年)国民生活基礎調査において男性の有訴者の症状で最も多いのは腰痛である。男性の腰痛有訴者率は人口1,000人あたり約91.6で、長年にわたり男性の自覚症状の第1位を維持している。
- ×3. 肩こり
肩こりは女性の有訴者の症状で第1位であり、男性では腰痛に次ぐ第2位である。男女で1位と2位が入れ替わる関係にあるため、混同に注意したい。
- ×4. 目のかすみ
目のかすみは加齢や老視、白内障などにより訴える人が増える症状だが、男性の最多有訴症状ではない。上位5位以内にも入っていない。
国民生活基礎調査での有訴者率は男女ともに加齢に伴って上昇し、65歳以上では顕著に高くなる。覚え方としては「男は腰、女は肩」と整理するとよい。また通院者率では男性は「高血圧症」、女性も「高血圧症」が第1位である点も合わせて押さえておくと国試対策として効率的である。なお、有訴者率は人口千対で表される指標で、有訴者数を世帯人員(入院者を除く)で割って算出される点も理解しておきたい。
国民生活基礎調査における男女別の有訴者症状の順位を問う問題で、男性は腰痛が第1位、女性は肩こりが第1位という頻出の組合せが問われている。
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