障害者基本法で正しいのはどれ?
看護師国家試験 第103回 午後 第36問
国試問題にチャレンジ
障害者基本法で正しいのはどれか。
- 1.目的は障害者の保護である。
- 2.障害者の日が規定されている。
- 3.身体障害と知的障害の2つが対象である。
- 4.公共的施設のバリアフリー化の計画的推進を図ることとされている。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
障害者基本法の目的・対象・内容を問う問題です。自立支援が目的であること、対象が広範な障害を含むこと、バリアフリー化推進が定められていることを理解しているかがポイントです。
解答・解説
正解は4です
問題文:障害者基本法で正しいのはどれか。
解説:正解は 4 です。障害者基本法は障害者の自立と社会参加を支援することを目的とし、第21条で公共的施設のバリアフリー化の計画的推進、第22条で情報利用におけるバリアフリー化の推進が定められています。1970年の心身障害者対策基本法を1993年に改称・改正したもので、対象は身体障害・知的障害・精神障害(発達障害含む)・その他の心身機能障害があり継続的に日常生活または社会生活に相当な制限を受ける者です。
選択肢考察
- ×1. 目的は障害者の保護である。
障害者基本法第1条の目的は『障害者の自立及び社会参加の支援等』であり、保護ではなく自立支援が中心です。
- ×2. 障害者の日が規定されている。
2004年の法改正により『障害者の日(12月9日)』は廃止され、現在は12月3日〜9日の『障害者週間』が規定されています。
- ×3. 身体障害と知的障害の2つが対象である。
対象は身体障害・知的障害・精神障害(発達障害含む)・その他の心身機能障害であり、2011年の改正で発達障害が明記されました。
- ○4. 公共的施設のバリアフリー化の計画的推進を図ることとされている。
障害者基本法第21条で公共的施設のバリアフリー化の計画的推進が、第22条で情報利用のバリアフリー化が定められています。
障害者基本法は障害者施策の基本理念を定める法律で、関連法に障害者総合支援法(サービス提供)、身体障害者福祉法・知的障害者福祉法・精神保健福祉法(各種別法)、障害者差別解消法(差別禁止・合理的配慮)などがあります。2011年改正で『社会的障壁』の概念が導入され、障害の社会モデルが反映されました。
障害者基本法の目的・対象・内容を問う問題です。自立支援が目的であること、対象が広範な障害を含むこと、バリアフリー化推進が定められていることを理解しているかがポイントです。
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