カウンセリングの基本的態度は?
看護師国家試験 第103回 午後 第40問
国試問題にチャレンジ
カウンセリングの基本的態度で適切なのはどれか。
- 1.同情
- 2.指導
- 3.受容
- 4.評価
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
カウンセリングの基本的態度を問う問題です。受容・共感・自己一致というロジャーズの3条件を理解しているかがポイントです。
解答・解説
正解は3です
問題文:カウンセリングの基本的態度で適切なのはどれか。
解説:正解は 3 です。カウンセリングの基本的態度として、ロジャーズ(Rogers)はカウンセラーの3条件を提唱しました。すなわち『自己一致(純粋性)』『無条件の肯定的配慮(受容)』『共感的理解』です。受容はクライエントをありのままに受け入れる態度であり、評価や判断をせず、傾聴を通して信頼関係を築く基盤となります。
選択肢考察
- ×1. 同情
同情は相手をかわいそうに思う感情で、カウンセラー側の主観が入ります。カウンセリングでは同情ではなく『共感的理解』が求められます。
- ×2. 指導
カウンセリングでは一方的な指導や助言ではなく、クライエント自身が気づき選択できるよう傾聴・受容することが基本です。
- ○3. 受容
受容はロジャーズの提唱する『無条件の肯定的配慮』にあたり、クライエントをありのまま受け入れるカウンセリングの基本的態度です。
- ×4. 評価
カウンセラーがクライエントを一方的に評価・判断することは、信頼関係の構築を妨げます。無条件の肯定的配慮の観点から不適切です。
ロジャーズの3条件は『自己一致(純粋性)』『無条件の肯定的配慮(受容)』『共感的理解』で、これらを通してクライエントが自己理解を深め成長できる関係性を築きます。看護面接でも傾聴・受容・共感を基本とし、患者の語りを大切にすることが信頼関係の構築につながります。
カウンセリングの基本的態度を問う問題です。受容・共感・自己一致というロジャーズの3条件を理解しているかがポイントです。
「コミュニケーション・対人関係」の関連問題
閉じた質問と開かれた質問―看護面接の基本テクニックを使い分けよう
閉じた質問と開かれた質問の定義と特徴を区別できるかを問う問題。「はい/いいえ」で答えられる質問が閉じた質問であるという基本を押さえる。
115回
筆談ができるのは誰?失語症と構音障害の決定的な違い
言語機能(理解・表出・読み書き)が保たれているか否かで筆談の適否が決まる。構音障害は「話せないが書ける」状態の代表であり、筆談が最も適する。
115回
漸進的筋弛緩法とは?筋肉を「ぎゅっ→ふわっ」で心まで緩める看護技術
漸進的筋弛緩法というリラクセーション技法の目的を問う基礎的な看護技術問題。「収縮と弛緩の対比により心身の緊張を緩める」という本来の目的を押さえているかがポイント。
115回
ラザルスのコーピング理論を超図解!「情動焦点型」と「問題焦点型」の見分け方
ラザルスのストレス・コーピング理論における「情動焦点型」と「問題焦点型」の区別を問う問題。ストレッサー自体への働きかけか、それによって生じた感情の調整かで判断する。
115回
フィンクの危機モデル4段階を一気に整理 ―最終段階「適応」までの心の旅路
フィンクの危機モデルが「衝撃→防御的退行→承認→適応」の4段階で構成され、最終段階が「適応」であることを覚えているかを問う知識問題。
114回
