介護老人保健施設の根拠法は?老健と特養の違いを整理
看護師国家試験 第106回 午後 第9問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
介護老人保健施設の設置目的が定められているのはどれか。
- 1.介護保険法
- 2.健康保険法
- 3.地域保健法
- 4.老人福祉法
対話形式の解説
博士
サクラ
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サクラPOINT
介護保険施設の根拠法を問う必修頻出問題。「老健=介護保険法」「特養も介護保険施設としての根拠は介護保険法、老人福祉法は福祉施設としての根拠」の二段構造を理解する。
解答・解説
正解は1です
問題文:介護老人保健施設の設置目的が定められているのはどれか。
解説:正解は 1 です。介護老人保健施設(老健)は、介護保険法第8条第28項に基づく「介護保険施設」のひとつで、主に要介護者が在宅復帰を目指してリハビリテーションや医療管理・介護を受ける中間施設と位置づけられています。施設の設置・運営基準および設置目的は介護保険法に規定されており、医師が常勤配置される点で特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)と区別されます。
選択肢考察
- ○1. 介護保険法
介護老人保健施設の設置・目的・基準は介護保険法に規定されている。他の介護保険施設(介護老人福祉施設、介護医療院)も同法に基づく。
- ×2. 健康保険法
健康保険法は被用者医療保険の給付を規定する法律で、介護保険施設の設置根拠ではない。
- ×3. 地域保健法
地域保健法は保健所・市町村保健センターの設置など地域保健対策の基本事項を定めるもので、介護老人保健施設とは別領域。
- ×4. 老人福祉法
老人福祉法は養護老人ホーム・特別養護老人ホーム・軽費老人ホームなどの老人福祉施設の設置根拠法。介護保険施設としての特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)は介護保険法に基づく指定も受けるが、老健の設置根拠は介護保険法のみ。
介護保険施設は現在3種類:①介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、②介護老人保健施設(老健)、③介護医療院。介護療養型医療施設(療養病床)は2024年3月末で廃止され、介護医療院などへ転換した。老健は「生活施設」というより「在宅復帰・在宅支援のための中間施設」で、医師・看護職員・理学療法士等・介護職員が配置される。入所期間は概ね3〜6か月を目安にリハビリを行い自宅や特養などへの移行を支援する。特養は原則要介護3以上で長期入所が中心、介護医療院は長期的な医療と介護を必要とする者向け、と役割分担を整理しておくとよい。
介護保険施設の根拠法を問う必修頻出問題。「老健=介護保険法」「特養も介護保険施設としての根拠は介護保険法、老人福祉法は福祉施設としての根拠」の二段構造を理解する。
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