モルヒネの副作用を押さえよう
看護師国家試験 第107回 午後 第20問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
モルヒネの副作用( 有害事象 )はどれか。
- 1.出血
- 2.便秘
- 3.高血圧
- 4.粘膜障害
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
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サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
モルヒネ副作用の代表は便秘。悪心嘔吐・眠気は耐性形成するが便秘は持続、緩下剤予防併用が原則。
解答・解説
正解は2です
問題文:モルヒネの副作用( 有害事象 )はどれか。
解説:正解は 2 です。モルヒネはオピオイドμ受容体を介して鎮痛作用を発揮しますが、消化管のμ受容体刺激により腸管運動が低下し、患者の約80〜90%に便秘を生じます。便秘は耐性ができにくく長期持続するため、投与開始時から緩下剤の予防投与が原則です。
選択肢考察
- ×1. 出血
出血は抗血栓薬(アスピリン・ワルファリン・ヘパリン等)や血小板減少の代表的副作用で、モルヒネには凝固系への作用はありません。
- ○2. 便秘
オピオイドは腸管のμ受容体を刺激して蠕動を抑制し、約80〜90%に便秘を引き起こします。耐性ができにくいため緩下剤(酸化マグネシウム、センノシド、ナルデメジン等)を予防的に併用します。
- ×3. 高血圧
モルヒネは血管拡張とヒスタミン遊離作用で、むしろ血圧低下を起こすことがあります。高血圧はステロイドやNSAIDs、抗コリン薬などの副作用として知られます。
- ×4. 粘膜障害
口内炎や消化管粘膜障害は抗がん薬や放射線治療の代表的副作用で、モルヒネには見られません。
モルヒネの三大副作用は便秘・悪心嘔吐・眠気で、他に呼吸抑制・排尿障害・掻痒感・せん妄があります。悪心嘔吐と眠気は数日〜1週間で耐性ができ軽快しますが、便秘は持続するため緩下剤の併用が標準管理です。呼吸抑制への拮抗薬はナロキソンです。
モルヒネ副作用の代表は便秘。悪心嘔吐・眠気は耐性形成するが便秘は持続、緩下剤予防併用が原則。
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