車椅子は健側に!片麻痺患者の移乗は方向が命
看護師国家試験 第107回 午前 第20問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
患者をベッドから車椅子へ移乗介助するときの車椅子の配置を図に示す。 左片麻痺のある患者の介助で最も適切なのはどれか。
- 1.

- 2.

- 3.

- 4.

対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
片麻痺患者の安全な移乗技術の基本原則(健側配置)を問う問題。
解答・解説
正解は3です
問題文:患者をベッドから車椅子へ移乗介助するときの車椅子の配置を図に示す。 左片麻痺のある患者の介助で最も適切なのはどれか。
解説:正解は 3 です。片麻痺患者をベッドから車椅子へ移乗する際の大原則は、「健側に車椅子を配置する」こと。左片麻痺の患者であれば麻痺側は左、健側は右なので、車椅子は患者の右側に置く。さらにベッドと車椅子の角度は、介助付きで移乗する場合は30〜45度、自立で移乗する場合は15〜20度程度に調整する。患者は健側(右手・右足)を軸にして立ち上がり、健側方向に回転して車椅子に座る動作となる。これにより麻痺側への無理な負荷と転倒を防ぐことができる。
選択肢考察
- ×1.
車椅子の配置が適切でない。麻痺側(左側)に車椅子が置かれていると、患者は麻痺側へ回転・移動することになり、支えを失い転倒の危険が高まる。
- ×2.
角度や方向が不適切で、患者の健側を使った立ち上がりと回転動作が行いにくい配置となっている。
- ○3.
正解。健側(右側)にベッドと30〜45度の角度で車椅子が配置されており、患者は右手でアームレストをつかみ、右足を軸に安全に回転できる。
- ×4.
配置の向きや角度が移乗動作に適しておらず、健側を使った安全な立ち上がり・回転の流れができない。
片麻痺患者の移乗の原則:①車椅子は健側に置く、②ベッドと車椅子の角度は介助で30〜45度、自立で15〜20度、③ストッパー確認、フットレストは上げる、④患者は健側の手でアームレストをつかむ、⑤健側の足を軸に回転、⑥看護師は麻痺側を支える位置に立つ(膝折れ防止)、⑦靴を履き、ベッドの高さを座位で足底が床につく程度に調整。また歩行介助の原則は「介助者は患側(麻痺側)にやや後ろから」「階段昇降は上り健側から、下り患側から」の2点セット。
片麻痺患者の安全な移乗技術の基本原則(健側配置)を問う問題。
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