看護方式を整理しよう
看護師国家試験 第111回 午後 第73問
国試問題にチャレンジ
機能別看護方式の説明で正しいのはどれか。
- 1.勤務帯ごとに各看護師が担当する患者を決めて受け持つ。
- 2.内容別に分類した看護業務を複数の看護師が分担して実施する。
- 3.1人の看護師が1人の患者を入院から退院まで継続して受け持つ。
- 4.患者を複数のグループに分け、各グループを専属の看護師チームが受け持つ。
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
代表的な看護提供方式の定義を区別して理解しているかを問う基礎問題です。
解答・解説
正解は2です
問題文:機能別看護方式の説明で正しいのはどれか。
解説:正解は 2 です。機能別看護方式とは、看護業務を検温・注射・処置・清潔ケアなどの内容(機能)別に分類し、それぞれを担当する看護師を決めて複数の看護師が分担して実施する方式です。1950年代以降、米国で看護師不足への対応として広まり、日本でも高度経済成長期に普及しました。業務効率は高い一方、患者中心のケアが分断されやすいという短所があります。
選択肢考察
- ×1. 勤務帯ごとに各看護師が担当する患者を決めて受け持つ。
これは「受け持ち看護方式」または「モジュール型受け持ち方式」の説明で、各勤務帯で患者を割り当てる方式です。機能別ではありません。
- ○2. 内容別に分類した看護業務を複数の看護師が分担して実施する。
これが機能別看護方式の定義です。業務を機能(バイタル測定係、与薬係、清潔ケア係など)に分けて分担するため効率的ですが、患者情報の一元管理が難しくなります。
- ×3. 1人の看護師が1人の患者を入院から退院まで継続して受け持つ。
これは「プライマリーナーシング」の説明です。1人の看護師が責任を持って患者を継続受け持ちする方式で、個別性の高いケアが可能です。
- ×4. 患者を複数のグループに分け、各グループを専属の看護師チームが受け持つ。
これは「チームナーシング」または「固定チームナーシング」の説明で、患者グループをチームで受け持つ方式です。
代表的な看護提供方式には、(1)機能別看護方式、(2)受け持ち看護方式、(3)チームナーシング、(4)プライマリーナーシング、(5)モジュール型看護方式、(6)パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)などがあります。近年は継続性と効率性を両立するためPNSや固定チームナーシングを導入する施設が増えています。それぞれに長所短所があり、病棟の特性や人員配置に応じて選択されます。
代表的な看護提供方式の定義を区別して理解しているかを問う基礎問題です。
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