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関節可動域の単位を確認しよう

看護師国家試験 第104回 午前 第18問 / 必修問題 / 看護の基本技術

国試問題にチャレンジ

104回 午前 第18問

関節可動域〈ROM〉の単位はどれか。

  1. 1.
  2. 2.
  3. 3.kg
  4. 4.cm

対話形式の解説

博士 博士

今日はROMの単位じゃ。何を使うか分かるかの

アユム アユム

度です

博士 博士

正解じゃ。なぜ度なのか説明できるかの

アユム アユム

関節が動く角度の範囲を測るからです

博士 博士

その通り。解剖学的肢位を0度として測定するのじゃ

アユム アユム

測る道具はゴニオメーターでしたね

博士 博士

角度計とも呼び、5度刻みで記録するのが基本じゃ

アユム アユム

肘の正常な屈曲は何度ですか

博士 博士

0度から145度が標準値じゃ

アユム アユム

肩の屈曲はもっと大きいですよね

博士 博士

0度から180度まで動くのが正常じゃ

アユム アユム

自動運動と他動運動は区別するんですか

博士 博士

そうじゃ、自分で動かすか他者が動かすかで意味が違う

アユム アユム

拘縮や疼痛の評価にも役立ちますね

博士 博士

制限因子を見極めることでリハビリ計画を立てやすくなる

アユム アユム

kgやcmと混同しないように気をつけます

博士 博士

kgは筋力や体重、cmは長さ、回は反復回数、度は角度じゃと整理しておくとよい

アユム アユム

単位を意識すると測定の意味も理解しやすくなりました

POINT

関節可動域(ROM)は関節が動く角度の範囲を示し、単位は『度』を用います。解剖学的肢位を0度としてゴニオメーターで5度刻みに測定し、自動運動と他動運動を区別して記録します。日本整形外科学会の基準値と比較して可動域制限を評価し、リハビリや看護ケアにつなげます。単位を正しく理解することで、評価項目の本質も見えてきます。

解答・解説

正解は 2 です

問題文:関節可動域〈ROM〉の単位はどれか。

解説:正解は 2 です。関節可動域(ROM)は関節が動ける角度の範囲を示すため、単位は『度』であり、ゴニオメーター(角度計)を用いて5度刻みで測定します。

選択肢考察

  1. × 1.  回

    『回』は反復動作の回数を示す単位で、ROMの測定単位ではありません。

  2. 2.  度

    ROMは関節が動く角度の範囲であり、解剖学的肢位を0度として最大屈曲・伸展位までの角度を『度』で表します。

  3. × 3.  kg

    kgは質量や筋力(握力など)の単位で、関節の動く範囲を表す指標ではありません。

  4. × 4.  cm

    cmは長さの単位で、四肢長や周径を測る際に用いますが角度を示すROMには使いません。

ROM測定は日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会が定めた基準に従い、解剖学的肢位を0度として5度刻みで記録します。例えば肘関節の屈曲は0度から145度、肩関節屈曲は0度から180度が正常範囲です。自動運動(active ROM)と他動運動(passive ROM)を区別して測定し、可動域制限の原因評価につなげます。関節拘縮や疼痛、筋緊張の評価指標としても重要です。

関節可動域の測定単位と基本的な評価方法を理解しているかを問う問題です。