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母性関連法律を整理しよう

看護師国家試験 第110回 午後 第58問 / 母性看護学 / 女性のライフサイクル各期の看護

国試問題にチャレンジ

110回 午後 第58問

母体保護法で規定されているのはどれか。

  1. 1.育児時間
  2. 2.生理休暇
  3. 3.受胎調節の実地指導
  4. 4.育児中の深夜業の制限

対話形式の解説

博士 博士

博士じゃ。今日は母性保護関連の法律を整理するぞ。

アユム アユム

母体保護法は何を定めているんですか?

博士 博士

不妊手術、人工妊娠中絶、そして受胎調節の実地指導じゃ。

アユム アユム

正解は受胎調節の実地指導なんですね。

博士 博士

都道府県知事の指定を受けた者だけが行えるのじゃ。

アユム アユム

育児時間はどこの法律ですか?

博士 博士

労働基準法第67条じゃ。1日2回30分以上じゃな。

アユム アユム

生理休暇は?

博士 博士

これも労働基準法で、第68条じゃ。

アユム アユム

育児中の深夜業制限は?

博士 博士

育児・介護休業法じゃ。

アユム アユム

3つの法律でそれぞれ役割分担しているんですね。

博士 博士

よく整理できたのう。

アユム アユム

母体保護法は生殖医療関連と覚えます。

博士 博士

労基法は就業制限や母性保護じゃぞ。

アユム アユム

育児介護休業法は育児支援ですね。

博士 博士

目的別の理解が大事じゃ。

POINT

母体保護法は不妊手術・人工妊娠中絶・受胎調節の実地指導を規定する法律です。育児時間と生理休暇は労働基準法、育児中の深夜業制限は育児・介護休業法に規定されます。目的別に法律を整理して覚えることで混乱を避けられます。国家試験頻出のテーマなので確実に押さえましょう。

解答・解説

正解は 3 です

問題文:母体保護法で規定されているのはどれか。

解説:正解は 3 です。母体保護法は母性の生命・健康を守ることを目的とし、不妊手術、人工妊娠中絶、受胎調節の実地指導について定めています。受胎調節の実地指導は、都道府県知事が指定する者のみが行えると規定されています。

選択肢考察

  1. × 1.  育児時間

    生後満1歳未満の子を育てる女性に1日2回各30分以上の育児時間を与えることは労働基準法第67条で規定されています。

  2. × 2.  生理休暇

    生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求できることは労働基準法第68条で規定されています。

  3. 3.  受胎調節の実地指導

    母体保護法第15条で、都道府県知事の指定を受けた者のみが受胎調節の実地指導を行えると規定されています。

  4. × 4.  育児中の深夜業の制限

    小学校就学前の子を養育する労働者が請求したときの深夜業の制限は、育児・介護休業法第19条に規定されています。

母性保護に関する法律は複数あり、母体保護法は主に生殖医療関連の内容、労働基準法は妊産婦の就業制限や母性保護、育児・介護休業法は育児支援を規定するなど、目的別に役割分担されています。

母性・女性労働に関する法律の条文内容を区別できるかを問う問題です。