マズローの欲求階層と自己実現
看護師国家試験 第107回 午後 第23問 / 必修問題
国試問題にチャレンジ
マズロー( Maslow )、A.H.( A.H.)の基本的欲求階層論で最高次の欲求はどれか。
- 1.安全の欲求
- 2.承認の欲求
- 3.生理的欲求
- 4.自己実現の欲求
- 5.所属と愛の欲求
対話形式の解説
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士
サクラ
博士POINT
マズローの5段階では最高次が自己実現の欲求。下位4つは欠乏欲求、最上位のみ成長欲求という違いで整理しましょう。
解答・解説
正解は4です
問題文:マズロー( Maslow )、A.H.( A.H.)の基本的欲求階層論で最高次の欲求はどれか。
解説:正解は 4 です。マズローは人間の欲求を5段階のピラミッド構造でとらえ、下位の欲求が充足されてから上位の欲求が現れると考えました。頂点に位置するのが自己実現の欲求で、自分の可能性を最大限発揮しようとする成長動機と位置づけられています。
選択肢考察
- ×1. 安全の欲求
安全の欲求は第2段階に位置し、身体的・経済的・社会的に脅かされない環境を求める欲求です。下位に位置するため最高次ではありません。
- ×2. 承認の欲求
承認(尊重)の欲求は第4段階で、他者から認められ尊敬されたいという欲求です。自己実現のひとつ下の段階にあたります。
- ×3. 生理的欲求
生理的欲求はピラミッドの最下段にあり、食事・睡眠・排泄など生命維持に直結する最も基本的な欲求です。
- ○4. 自己実現の欲求
自己実現の欲求は5段階の頂点に位置し、自分の能力や個性を十分に発揮して本来のあり方を実現しようとする成長欲求です。
- ×5. 所属と愛の欲求
所属と愛の欲求は第3段階で、家族や集団の一員として受け入れられたいという社会的欲求です。最高次ではありません。
下から順に『生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現』。下位4つを欠乏欲求、最上位の自己実現を成長欲求と呼び分けます。後年マズローは自己実現の上位にさらに『自己超越の欲求』を置く6段階モデルも提唱しました。看護過程でも基本的ニードの優先順位を考えるときに応用されます。
マズローの5段階では最高次が自己実現の欲求。下位4つは欠乏欲求、最上位のみ成長欲求という違いで整理しましょう。
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